2025年12月議会 松沢ちづる議員の一般質問と答弁要旨

日本共産党松沢ちづるです。

2つのテーマで一般質問を行います。よろしくお願いいたします。

一つ目のテーマは訪問介護事業所の支援についてです。

私は3月議会の総括質疑でも紹介しましたが、2024年4月から訪問介護の基本報酬が2~3%削減され、全国で訪問介護事業所の倒産・廃業が広がっています。尼崎市でも今年の7月末までに24事業所が倒産・廃業しました
現在、私は独自で訪問介護事業所の実態調査を行っています。調査はまだ途中ですが、聞き取り調査からうかがえることは、①求人広告を出してもほとんどヘルパーさんが集まらない②ケアマネージャーの依頼に対し、求められる時間帯や回数の面で事業所の今の態勢ではムリだと断ることがある③事業所の収支はトントンか赤字④ヘルパーの主力は40~60代、⑤今いるヘルパーさんが辞めないようにと思うが最賃アップに対応して賃金アップはできない経営状況などです。
また、市が行っている唯一の介護事業所支援である初任者・実務者研修の受講費支援は、訪問介護事業所の場合、すでに介護福祉士の資格をもっているヘルパーさんが大半を占めており、ほとんど活用されていませんでした。
つまり、苦境にたつ訪問介護事業所にとって、市からの支援はほぼないに等しいということです。

尼崎市は、第10期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を作成するために、来年1月介護事業所や市民対象のアンケート調査を実施する計画のようですが、実態がよく反映される内容にすることをまず要望しておきます。

Q1 2024年4月基本報酬が引き下げられ1年9か月が経ちました。訪問介護事業所や市民にどのような影響が出ているととらえていますか?

 

答弁要旨

 本市の訪問系サービス利用者数は増加傾向にありますが、現時点で、市民の方から「サービスを受けられない」といった具体的な相談はお聞きしておらず、各事業者の皆様のご尽力により、必要なサービス提供体制は維持できているものと認識しております。

一方で、事業者の皆様からは「人材確保に苦慮している」との声をうかがっており、現在、国に対して全国市長会を通じ、「報酬改定の影響を十分に検証し、訪問介護サービスの実態に即した抜本的な見直しを行うなど必要な措置」を要望しているところでございます。以上

 

 次に2つ目のテーマ。 就学前の保育・教育現場における障害認定を受けている、あるいは認定は受けていないものの特別な支援が必要な「気になる子」の支援について、お聞きします。

これまで、補助金の面で公立保育所は障害児2人に1人の保育士を加配しているのに対し、法人園では1人入所につき月74,140円 3人の入所ではじめて1人の保育士を雇用できる額であり、共産党議員団は「公私間格差がある、是正を」と指摘してきました。しかし、長らく改善はされないまま経過してきました。

一方、市政の重点政策の一つである保育所待機児解消では、今年度待機児は6人となりましたが、理由はいずれも「障害があること」でした。まさに待機児解消するためには、障がい児保育の体制・環境改善が喫緊の課題としてクローズアップされてきたと思います。

先の9月議会・決算審議資料として出された令和7年度施策評価結果の57ページには、「加配保育士の配置を補助条件とすることも含め、補助金の見直しを検討する」と記載があり、また、10月2日付の法人保育施設長などへの通知では「加配職員を配置する場合の人件費補助の拡充等を検討している」という記載がありました。当局が来年度補助金アップを具体化しようとしていることがうかがわれます。共産党議員団は大いに歓迎するものです。

しかし、あまりに突然「人件費補助の拡充見直しの検討」が示されたと感じる議員は、私だけではないと思います。背景として考えられることのひとつは、昨年1月ある法人保育園に通う障害をもつ子の保護者から「障害や発達の遅れを理由に実年齢よりも低いクラスで保育を受けるように求められた」との相談が子どものための権利擁護委員会に寄せられたことだと思います。6月になって権利擁護委員会が法人園・認定こども園に実態調査を実施、また、聞き取りに協力すると応えた16園にヒヤリングを実施されました。調査の結果、今年に入り、ようやく8月21日「法人保育園および認定こども園における障害のある子どもの受け入れに関する提言書」が公表されました。

おたずねします。

Q2 人件費補助の拡充見直しを検討するに至った背景には、子どものための権利擁護委員会からの提言があったからですか。

 

答弁要旨

「法人保育施設障害児保育事業補助金」等の人件費補助の拡充につきましては、これまでも法人保育園会等からご要望をいただいていたほか、本市としましても、阪神間の各自治体の状況や昨今の人件費の高騰等を踏まえる中で検討を行ってまいりましたが、拡充には多額の一般財源が必要なことから、実施には至らなかったものです。

 こうした中、令和6年11月公表の「あまがさき子ども・子育てアクションプラン」において、令和8年度以降に向けて、保育所、幼稚園等での特別な支援を必要とする子どもの受入体制の充実を図るといった方針を示したことを契機に、実施に向けた本格的な検討や調整を開始したものであり、議員ご指摘の子どものための権利擁護委員会からの提言を契機として検討を開始したものではございません。以上

 

「提言書」の指摘では一つ「障害のある子どもの受け入れに関して、制度が整っていないことによる、各保育所・園における保育の不均衡が生じていることを認識したうえで、市は手立てを講じる必要がある」こと、二つ「国や市に対して、保育に必要な体制を整えるための環境整備のための支援策の改善、例えば補助金の見直しや施設の改修等の検討が求められる」こと、三つ「市が主導する研修の実施や、専門家による巡回訪問などが定期的に行われたり、関係機関との連携を市としてシステム化するなど積極的に働きかけることにより、障がいのある子どもに対する対応や支援が、園にとってわかりやすいものになり、保護者の思いに寄り添った対応につながると考える」ということが述べられています。

 

Q3 保育の質つまりインクルーシブな就学前の保育・教育と、それを保障する環境・体制づくりの課題が指摘されていると思います。市長は、どのように受け止められましたか。

 

答弁要旨

 尼崎市子どものための権利擁護委員会からの提言書では、議員ご指摘のとおり、インクルーシブ保育を進めるにあたって、必要となる体制や環境整備に係る支援策の改善のほか、市が主導する研修実施や、関係機関との連携を市として積極的に進める必要性などが示されているところです。

 また、当該提言の契機となった法人保育園での事案における保護者の思いをはじめ、アンケート調査等による法人保育施設の現場の声なども記載されており、こうした内容を拝読し、私自身、提言内容を非常に重く受け止めるとともに、特別な支援が必要なこどもの受け入れを公立保育所はもとより、法人保育施設等を含め、市全体で更に進めていく必要性を、改めて認識したところです。こうしたことから、先ほどもご答弁いたしました、特別な支援が必要な子どもの受入において、加配職員を配置する場合の人件費補助の拡充を検討することに加え、現在、障害のある子どもの受入れや保育に関する研修実施のほか、インクルーシブ保育の推進に向けた公立保育所による公開保育の実施など、公立保育所と法人保育施設等が共に学び合える仕組みづくり等についてパッケージ化しながら支援を展開することも検討しており、こうした取り組みを通じて本誌と法人保育施設等の連携・協力を更に強化し、尼崎市全体でインクルーシブ保育を推進してまいりたいと考えております。以上

 

第2登壇

 

尼崎市内には訪問介護事業所が現在280余りあり、1つ2つ事業所が倒産・廃業されても支障はないとお考えかもしれません。とんでもない思い違いです。サービス利用者にとっては、慣れたヘルパーさんがいなくなる、希望するサービスが制限されるといった影響が出てきます。ケアマネージャーのケアプランも、利用者に寄り添うことが制限され窮屈になります、介護が必要になっても、住み慣れたこの地域で、自分らしく暮らしていきたいという願いが叶わなくなってしまいます。

今こそ、訪問介護事業所への直接支援が必要です。

直接支援を行っている新潟県村上市の支援策を紹介します。村上市は人口約5.3万人、高齢化率40%の自治体です。2024年訪問介護の基本報酬が引き下げられたその年から向こう4年間に限って、基本報酬引き下げによる影響額相当分について各事業所へ支援をする支援金事業をはじめておられます。

資料①をご覧ください。従来からあった介護人材確保推進事業を2022年から更に拡充され、介護福祉士などの資格を持つ人が就職すると、20万円の支給です。推進事業給付金を受給した後、最低3年は継続勤務という条件はありますが、ケア労働者の就業を後押ししています。

 

Q4 尼崎市も、村上市のように訪問介護事業所を直接支援し、介護人材確保に向けた積極的な施策を創設すべきだと思いますが、いかがですか。

 

答弁要旨

 議員ご紹介の村上市の支援金事業は、介護保険法に基づく保健福祉事業という位置づけであり、事業費が全額第1号被保険者の保険料負担となるため、実施した場合、本市の保険料への影響が懸念され、現時点で同様の事業実施は考えておりません。

 また、介護人材確保に向けた施策につきましては、最大6万円の資格取得費用女性や潜在介護士等への復職支援、就職フェアなどを実施し、事業者の皆様からは一定の評価をいただいております。引き続き、第10期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定に向けたニーズ調査や介護人材実態調査により、事業者の皆様の必要とする支援ニーズを把握し、次期計画に合わせて新たな支援策を検討してまいります。以上

 

今、国は拡大し続ける介護需要に対し、国の負担増を抑え、専らサービス利用者と事業所に負担を転嫁する方向で介護保険の見直しを進めようとしています。

具体的には、ケアプランの有料化、要介護1・2を介護保険から外して地方自治体が行う総合事業に移す、サービス利用料2割負担の対象を広げるといった内容で、介護3大改悪と言われています。

ケアプラン有料化や利用料負担の2割化は、お金がかかるからと必要な介護サービスをあきらめる人を増やし、要介護1・2の介護保険外しは、経営が厳しい訪問介護事業所などを更に追い詰めます。安心の介護や介護離職の防止に逆行します。

 

Q5 市長に伺います。介護3大改悪をやめるよう、国に求めていただきたいですがいかがですか。

 

答弁要旨 

 現在、国の社会保障審議会において議員ご指摘の内容についても議論がなされており、こうした制度改正は慎重に判断すべきといった意見も出ております。

 また、国に対しては、全国市長会を通じて、都市自治体の財政負担や被保険者の保険料負担が過重とならないよう財政措置の充実等に係る要望を継続して実施しております。

 引き続き、次期計画策定に向けた国の動向に留意しつつ、状況に応じて、各市とも足並みをそろえながら、国への要望を行ってまいります。以上

 

 次に、2つ目のテーマ、障害認定されているあるいは特別な支援が必要な「気になる子」について質問を続けます。

 

尼崎都市・自治体問題研究所が昨年「尼崎市における就学前の障害児・「気になる子」の保育・教育実態調査」をされています。市内すべての就学前保育・教育施設に調査票を届け、回収率は36%だったとのことです。

私は、特にインクルーシブ保育・教育を進めるうえで、この調査結果を参考に質問を進めます。

まず、保育・教育現場で「気になる子が増えている」という点についてです。

資料②をご覧ください。

尼崎都市・自治体問題研究所の調査に回答された結果です。73施設中69施設の合計706人、全体の11.4%が「気になる子」となっています。

「気になるとは、情緒面の問題、人とのかかわり・集団参加の問題、興味・関心、こだわりなどの問題、注意力・集中力の問題、多動などの問題をかかえる子どもを示し、保育・教育現場では特別な対応が必要な子どもです。

2021年度国立特別支援教育総合研究所調査で「特別な支援を要すると保育者がとらえた子どもの割合」は全体で8.2%という数字があり、それと比較すると本市は高い割合になっています。

 

Q6 尼崎市には「気になる子が増えている」という認識はありますか?

 

答弁要旨

 議員ご指摘の保育・教育現場での「気になる子」につきまして、詳細な児童数は把握できておりませんが、障害児保育事業で障害児認定を受けた子どもの人数は、令和2年度の152人に対し、令和6年度には289人まで増加しており、過去5年で約2倍に増加している状況が見られるところです。

また法人保育施設からも、配慮が必要な子どもが年々増加しているとの意見をうかがっており、保育・教育現場の「気になる子」は増えているという認識でございます。以上

 

 次に、障がいのある子どもを受け入れている法人保育園や認定こども園の、補助金支給についてお聞きします。

身体障がい者手帳・療育手帳を所持している、あるいは特別自動扶養手当を受給している場合は、障害児保育の適用認定はおります。

問題は「気になる子」の場合です。専門機関の意見書が必要となります。

 

Q7 専門機関とは、具体的にどこを指しますか。意見書を書いてもらうためには、保護者や保育現場は何をしなければなりませんか。

 

答弁要旨

 議員ご指摘のとおり、障害児保育事業等における障害児認定の際の提出資料の一つとして、専門機関の意見書がございますが、この専門機関については、主に医療機関や児童発達支援センター等を想定しています。

 本市では、障害児判定に必要な発達検査の結果や医師の診断書等を各保育施設から提出していただく必要があるため、保育施設は保護者に対して専門機関からの必要な書類を受け取っていただく依頼を行い、保護者は医療機関等で必要な書類の交付を受け、保育施設に書類を提出することとなります。以上

 

 保護者は保育園などの集団に入って、はじめて他の子どもと比べて我が子の発達上の特性を視ることが多いと聞きます。保育現場では、丁寧に保護者に子どもの状況について話し、専門機関への受診を納得してもらわなければなりませんが、保護者はなかなか我が子の遅れや特別な支援が必要な特性を受け入れがたく、受診行動につながらない場合が多々あります。すすrと、障害児保育の申請は出来ず「気になる子」の発達をしっかりと保障するためには、特別の保育体制を園の自己努力でやるしかありません。

資料③を見てください。横浜市では、手帳での判断ではなく保育所や療育機関が記載する児童状況書に基づいて区福祉保健センター長が判断され、保育士の加配や助成金が支給されています。

 

Q8 尼崎市も、専門医療機関で意見書を書いてもらうことが困難な「気になる子」への支援策を、新たに創るべきではないですか。

 

答弁要旨

 保育施設等での集団行動が苦手な子どもなどの発達特性については、普段家庭で子どもと接している保護者の理解が得られにくい場合もございます。仮に保護者の理解が無い状態で障害児保育事業の対象としたとしても、保育現場以外の日常生活での困りごとや、就学後の集団生活における様々な困りごとに対処できない事態になりかねないため、保護者の理解を得ながら、早期の支援につなげていくことが必要と考えております。

 そしたことから、児童発達支援センター、子どもの育ち支援センター「いくしあ」が実施する施設支援事業等を通じて、保育施設とも連携した取組を進めているところであり、現在のところ、新たな支援策を創設する考えはございません。以上

 

横浜市は政令市なので、教育分野も市の所管となっていることから、障害児等の保育・教育をひとまとめにして2015年に実施要項をつくられています。障害児・個別支援が必要な子いわゆる気になる子、被虐待児、医療的ケアが必要な対象児童すべてに保育教育の向上及び地域療育センター等関係機関での早期の支援につなげることを目的にこの要綱が作られています。

尼崎市の場合はどうでしょうか。法人保育施設・認定こども園など別々に要綱が作られ、法人保育施設の要綱には目的として「障害児の成長発達を促進するとともに、他の児童との相互理解を深め、もって児童福祉の向上を図る」と従来の古い視点が示され、認定こども園・私立幼稚園の要綱にいたっては目的さえ明確に描かれていません。

 

Q9 この機会に、特別な支援を必要とするすべての子どもを網羅したインクルーシブな保育・教育を保障することを明記した補助要綱に作り直すことを求めますが、いかがですか。

 

答弁要旨

 本市の障害児保育に関する各補助要綱につきましては、補助金の申請や至急決定等に係る手続きを定めているものであり、現状は、それぞれの事業ごとに要綱を策定しています。

 一方「横浜市障害児等の保育・教育実施要綱」は、議員ご指摘のあった対象児童の認定に係る手続きから、保育士・教諭等の加配区分の認定やその配置等まで、幅広い事項を定めた特徴的な要綱となっております。

 補助要綱の改正に関しましては、教育委員会とも連携しながら、インクルーシブ教育・保育の視点を踏まえた目的条文となるよう改正を行うほか、今後も、こうした他都市の取り組み事案について引き続き調査・研究を進めてまいります。以上

 

次に、巡回発達相談についてです。インクルーシブな保育・教育を進めるうえで、保育現場にとって頼りになるのが、発達相談支援の専門家による巡回相談です。市の施設支援事業と阪神特別支援学校、たじかの園、民間医療機関などからの援助があります。たじかの園と民間医療機関の情報は入手できていませんが、事前に当局から実績資料をいただき資料④にまとめています。ごらんください。

 

Q10 この現状で、市の施設支援事業は各施設からの相談要請に十分応えられていますか。

 

答弁要旨

 本市で実施しております「施設支援事業」につきましては、発達に不安のあるこどもへの対応方法に悩んでいる保育園や学校等の職員に対し、子どもの育ち支援センター「いくしあ」の心理士や作業療法士等の専門職が施設を訪問し、そのこどもにとってよりよい環境を整えるための助言等の支援を行う事業です。

 令和6年度の実績では、申し込みのあったすべての施設に訪問を実施できており、事後に行う施設へのアンケートでは96,2%で「相談できてよかった」という評価を得ており、相談要請にこたえられているものと考えています。以上

 

保育現場からは、相談したいケースはたくさんあり1施設当たりの回数を増やしてほしい、また、 子どもの発達を経年的にフォローする対応もしてほしいといった声をお聞きします。

 

Q11 現場のねがいに応えて、施設支援事業の頻度や取組内容の改善・発展を求めますが、いかがですか

 

答弁要旨

 施設支援事業の申し込み回数につきましては、原則、1施設毎年度2回までとしておりますが、実績としては約7割の施設が一回の申し込みであり、また2回で足りないという施設があれば、3回目の申し込みについても受け付けるなど柔軟に対応を行っているところでございます。

 訪問実施後については、専門職からのフォローアップとして3か月後に施設に連絡し、困りごとの改善状況を確認するとともに、改善していない場合には再度専門職が施設を訪問し助言等を行っております。

 その後の経年的なフォローアップについても、個々のケースに応じてにはなりますが、実施しているところでありますが、各施設からのご意見を踏まえたうえで、引き続き事業内容の改善に努めてまいります。以上

 

来年度予算の方向として、就学前の保育現場への補助金見直しを行おうとしていることを評価します。そのうえで、根本にすえるべきはインクルーシブな保育・教育を保障する現場の体制・環境づくりを支援することだと思います。「気になる子」への支援の拡充、手続きの簡素化、迅速化を求めて、私の質問を終わります、ありがとうございました。

12月議会・一般質問の予定 松沢ちづる・こむら潤

いよいよ明日から12月の市議会がスタートします。

共産党議員団からは以下の予定で松沢、こむら両議員が一般質問に立ちます。

12月3日(水)14:05~(予定)

松沢ちづる

・市長の政治姿勢について
・訪問介護事業所の支援について
・就学前の保育・教育現場における障害認定を受けている、
あるいは特別な支援が必要な「気になる子」の支援について

 

12月4日(木)14:00~(予定)

こむら潤

・市長の政治姿勢について
・公共施設や学校のトイレに生理用品を設置することについて
・街路樹や道路等の整備保全について

ぜひ、傍聴にお越しください!

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不登校の課題は「すべての子どもが安心できる学校と社会をつくること」につながる

こんにちは。

今日は「不登校」というテーマで一緒に考えてみたいと思います。

いま、小中学生の不登校は35万人を超えて、過去最多を更新し続けています。
これは決して子どものせいではありません。
学校に行こうとすると体調が悪くなったり、表情がなくなったりする…それは心の傷の深さを示しています。
そんな子どもに必要なのは、まず安心できる環境と休息なんです。

ところが、国の対策は「教育機会をどうするか」に偏りがちです。
保護者に「勉強はどうするんですか」と追いつめるような場面も少なくありません。
心の傷を見ようとしないままでは、根本的な解決にはつながりませんよね。

そして、この10年で不登校が急増した背景には、教育改革のあり方もあります。

全国一斉学力テストや厳しい規律の押しつけ…。子どもたちは「学校が忙しすぎる」「先生が怖い」と声をあげています。
先生自身も心を病んで休職する人が増えています。
学校が息苦しい場所になってしまっているんです。

不登校の子どもや保護者への支援はまだまだ遅れています。
仕事を休んで子どもに寄り添うと収入が減ったり、離職につながったりする。
今の制度では十分に対応できていません。早急な改善が必要です。

そして、学校以外にも安心できる居場所を増やすこと。フリースクールなどを支える公的な支援も欠かせません。

結局、不登校の課題は「すべての子どもが安心できる学校と社会をつくること」。
それに尽きると思います。

立花孝志氏の逮捕を受けて日本共産党兵庫県議団より庄本えつこ県議がコメント

立花孝志氏の逮捕の報を受け、庄本えつこ団長が、下記、コメントを発表しました。

11月9日、立花孝志NHK党首が、竹内英明元兵庫県議への名誉棄損容疑で兵庫県警に逮捕されました。

1、竹内元県議のご家族が、立花氏に対し、名誉棄損の刑事告訴をされていましたが、この逮捕が、竹内氏への名誉回復への第一歩となるものとなるものと考えます。ご家族は、「ほっとした。今後の捜査を見守りたい」とコメントされており、ご家族の勇気ある告発に敬意を表するとともに、あらためてお悔やみとお見舞いを申し上げます。

1、立花容疑者が、竹内氏の生前だけでなく死後も根拠のない誹謗中傷を発信し、名誉を棄損したことは許されない行為です。捜査当局は、立花容疑者の発信の意図、目的なども明らかにし、厳しく断罪するとともに、立花容疑者に対し、誰がどのように情報を提供したのかなど、名誉棄損行為に関する全容解明を行うことが求められます。

1、この問題は、齋藤元彦兵庫県知事への告発文書問題に端を発しています。知事が初動対応を誤り、その非を認めないこと、立花容疑者の根拠のない誹謗中傷の発信に対し、「立花氏に、発信をやめるべきだと直接求めるべき」との要請にも背を向け続けたことが、事態を悪化させたものであり、知事自身の責任も問わざるを得ません。

1,党県議団は、事態の全容解明に力を尽くすとともに、引き続き齋藤元彦兵庫県知事の責任を問う取り組みをおこなうものです。

社会主義者市長誕生 NY市民が託す変革への期待 市議と若いママの会話

市議 「まあ、トモちゃんじゃないの。大きくなったわねぇ…赤ちゃんも元気そうで何より!」

ママ 「こんにちは~お久しぶりです。公園でお会いするなんて、びっくりしました。」

市議 「ほんと偶然ね。ところで、ニューヨークの市長選、見た?ゾーラン・マムダニさんが勝ったのよ。」

ママ「ニュースで少し見ました。ウガンダ生まれでインド系のイスラム教徒の方ですよね?民主的社会主義者っていうのも気になってて…」

市議 「そうそう。34歳の州議会議員で、生活に苦しむ労働者階級の声をしっかり拾って、市民の力で勝ったの。9万人のボランティアが動いて、200万戸以上の家を訪問したっていうから、すごい草の根の力よ。」

ママ 「それって、まさに市民が政治を動かしたってことですよね。家賃の値上げ凍結とか、無料バス、保育の無償化、市営スーパーの設置…どれも生活に直結してる。」

市議 「ええ。しかも財源は富裕層や大企業への課税強化でまかなうっていう、筋の通った提案なのよ。『政府の仕事は、私たちの生活を良くすること』っていうスローガンも、心に響くわよね。」

ママ「ほんと…。子育て世代としても、保育や生活支援が整ってる社会って安心できますよね。」

市議 「それにね、マムダニさんはガザの惨状を『ジェノサイド』と呼んで、即時停戦とパレスチナとの連帯を訴え続けたの。差別や排除に反対する姿勢も一貫していて、国際的な正義を求める姿勢が鮮明だったわ。」

ママ 「そんなに踏み込んだ発言をしてたんですね…。それって、かなり勇気がいることじゃないですか?」

市議 「そうなのよ。トランプ大統領には『狂った共産主義者』なんて言われて、補助金を削ると脅されたけど、逆に市民の支持が広がったの。分断じゃなくて、連帯と希望で街を再生しようっていうメッセージが、みんなの心に届いたのね。」

ママ「なんだか、希望が持てますね。政治って遠いものだと思ってたけど、生活に根ざした声が届くなら、私たちにもできることがあるのかも。」

市議 「そうよ。あなたみたいにしっかりした若い世代が、子どもたちの未来のために関心を持ってくれるのが何より嬉しいわ。マムダニさんの勝利は、そんな市民の力の象徴なの。」

11月6日付 しんぶん赤旗「主張」欄より作成

市場任せで米価は安定しないよ 若い市議と高校生の会話

高校生 「ニュースで『米を37万トン減らす』って聞いたけど、そんなに減らして大丈夫なの?よくわかんないんだけど…」

市会議員 「それが問題なんだよ。鈴木農水相は2026年産の米を、25年産より5%、つまり37万トン減らすって発表したんだ。これは『需要に応じた生産』って言い方だけど、実際は農家に減産を強いてきた昔のやり方の繰り返しなんだ。」

高校生 「へえ…。でも前は『増産』って言ってなかった?」

市会議員 「そう。石破前政権は今年8月に『米不足だから増産に転ずる』って言ったんだ。でも増産しても価格が下がらないような対策はなくて、農家は安心して増やせなかった。わずか2か月後には『不足感は解消された』って言って増産を撤回しちゃったんだ。」

高校生 「そんなにコロコロ変わるんだ…。でも今年は収穫量が増えたって聞いたよ?」

市会議員 「政府は『今年の収穫量は昨年より68万トン多い』って強調してる。でもそれは米価が上がったから加工用や飼料用の米が主食用に回っただけで、生産全体が増えたわけじゃないんだ。しかも政府が備蓄米を大量に放出した結果でもあるから、緊急時の備えは減ってしまってる。」

高校生 「なるほど…。じゃあ市場に任せればいいってわけでもないんだ?」

市会議員 「そう。鈴木農水相は『米価は市場で決まるべきだ』って言うけど、無責任だよ。30年前に市場任せにしてから、生産調整は達成されても米価はずっと下がり続けて、近年は米農家の時給が10円っていうひどい水準になったんだ。」

高校生 「えっ、時給10円!? それじゃ生活できないじゃん。」

市会議員 「そうなんだ。安い米を求める消費者心理につけこんで、大手流通が生産費を下回る価格で買いたたいた結果だね。逆に不足すれば米価が暴騰して、国民の暮らしを脅かす。去年の『令和の米騒動』がまさにそうだった。」

高校生 「じゃあどうすればいいの?」

市会議員 「政府が責任を持って、余ったときは買い上げ、不足したら放出する。農家の販売価格が生産費を下回ったら差額を補填する制度を作って、安心して増産できるようにすることだね。さらに、米価高騰で困っている人には学校や病院の給食、低所得者や子育て世帯、年金世帯への支援も必要だよ。」

高校生 「数字で聞くとすごくリアルだね…。米ってただの食べ物じゃなくて、政治のやり方次第で農家も国民も大変なことになるんだ。」

市会議員 「その通り。だからこそ、米の安定供給に政府が責任を持つ政治が必要なんだよ。」

 

しんぶん赤旗 11月9日付「主張」を参考に作成

市長に2025年度予算要望書を提出しました!

 

市民の暮らしをよりよくするため、また地域課題などの解決、改善を図るため、

今年度も予算要望書を提出させていただきました。

以下、全文を掲載しています。

 

         2026年度予算要望書

                                         日本共産党議員団

国への要望    

 

1 物価高騰対策として高齢者施設や障がい者施設に、交付金の増額と支援策の強化を国に求めること。また低所得者、子育て世帯への支援策の強化を求めること。

 

2 大企業や富裕層の優遇税制をあらため、地域経済を活性化させるために消費税を5%に引き下げる、また中小企業や小規模事業者へのインボイス制度は撤回をするよう求めること。

 

3 原発稼働について以下の点を国に強く働きかけること。

  • 原発再稼働と新増設は中止し、原発ゼロをめざし再生可能エネルギーへ転換する。
  • 老朽原発の稼働・運用をやめる。
  • 原発汚染水(アルプス処理水)の海洋放出は中止し、他の方法(広域遮水壁、大型タンク貯留、モルタルで固める等)に転換する。

 

4 気候危機に対応するため、以下の点を国に強く働きかけること。

  • CO₂を大量発出している企業に、さらなる排出削減計画を求める。
  • 石炭火力発電の新増設をしないこと。

 

5 安保関連三文書による自衛隊の軍備増強は、専守防衛を逸脱し日本を戦争する国に変える憲法違反であり撤回を求めること。憲法改定は行わないことを求めること。

 

6 核兵器禁止条約を、一刻も早く署名・批准するよう求めること。

 

7 労働条件の改善を求め、以下の点を国に働きかけること。

  • 労働者派遣法の抜本改正。
  • 残業時間の上限を法律で規制する労働基準法改正。
  • 最低賃金を全国一律時給1500円以上にする。
  • 男女間賃金格差の是正。

 

8 インフラ整備の事業などについて、補助金の削減をちらつかせ、地方の自主性を脅かすPPP/PFIの導入促進を止めるよう求めること。

 

9 障がい者施策について、以下の点を国に強く働きかけること。

  • 重度・重症心身障がい者児が生活面の支援が受けられるよう、自立支援事業負担金を増額する。
  • 障がい者支援事業所への報酬は月払いに改め、地域生活支援事業費補助金を増額する。
  • グループホームの基本報酬単価引き上げ。
  • 介護保険優先原則(障碍者総合支援法第7条)の廃止。
  • 相談支援専門員の報酬単価を大幅に引上げる。

 

10 生活保護について以下の点を国に強く働きかけること

  • いのちのとりで裁判最高裁判決に従い、扶助基準の引き下げをやめ、2013年7月以前に戻すこと。
  • 子どもの大学・専門学校への進学を認めること。         
  • エアコンの取り付けや電気代の補助をするために、夏季加算や夏季一時金を創設すること。

 

11 後期高齢者の医療費窓口の3割負担を撤廃するよう求めること。

 

12 南海トラフ巨大地震・津波・大型台風・大雨・洪水・高潮などの防災対策については、自治体の災害対策の強化が図れるよう、財政措置を求めること。

 

13 全産業平均給与より月約8万円も低い賃金で働いている保育・介護・障がい者施設などのケア労働者のさらなる処遇改善を求めること。

 

14 アスベストは公害と認め、被害者の医療負担は全額加害企業と国に求めること。アスベスト患者の早期発見、早期治療を進めるために検診の勧奨強化をはかるよう求めること。また、救済制度の更なる充実を求めること。

 

15 教育について以下の点を国に強く求めること。

  • 大学・専門学校の入学金ゼロ、授業料半額、給付型奨学金の拡充。 
  • 子どもの豊かな教育を受ける環境を整備し、中学3年生まで20人程度の少人数学級を実施すること。
  • 人材確保、処遇改善に務め、教職員の未配置問題を解決すること。
  • 学校給食を無償にすること。

 

16 マイナンバーカード制度について以下の点を強く国に求めること

  • マイナンバーカードの運用を見直すこと。
  • 健康保険証の廃止、マイナンバーカードの一体化は撤回すること。
  • 任意のカード取得は実質強制しないこと

 

17 子どもの医療費を所得制限なしで18歳まで無料にするよう求めること。

 

18 無料低額診療事業は、薬代も支援するよう制度の拡充を求めること。

 

19 保育について以下の点で強く国に求めること。

  • 保育の一層の配置基準の充実、保育士の処遇改善をすること。
  • 保育の無償化は0歳から2歳児まで広げること。
  • 無償化対象の園児の副食費の実費徴収をやめ公定価格に含めること。
  • 障がい児加算の増額を求めること。
  • 自治体で責任を持って「こども誰でも通園制度」が実施できる体制が整わない段階では、拙速に全国一律実施はやめること。

 

20 介護保険制度について、以下の点を求めること

  • 介護保険料を引き下げること。
  • 介護報酬単価を引き上げること。
  • ケアプランの有料化はやめる。
  • 要介護1・2の保険外しはやめること。

 

21 ギャンブル依存症を増加させるカジノを含む統合型リゾート実施法は廃止するよう求めること。

 

22 加齢性難聴者の補聴器購入助成制度の創設を求めること。

 

23 物価上昇に見合う老齢基礎年金等の改善を求めること。

 

24 社会福祉施設職員等退職手当共済制度の公費助成の継続を求めること。

 

 

兵庫県への要望

 

25 公立・公的病院の統廃合計画の見直しを求めること。

 

26 保健所の増設を求めること。

 

27 光熱費・食材費・燃料等の物価高騰対策として、病院・介護・障がい者施設・学校・保育所・中小企業者等への支援を強めるよう求めること。

28 子ども食堂やフードバンクへの支援を求めること。

 

29 子どもの医療費を所得制限なしで18歳まで無料にするよう求めること。

 

30 障がい者医療費助成制度について、次の点を県に強く求めること。

  • 障害者医療費助成制度について、知的障がい者はB2まで、精神障がい者は3級まで対象拡充すること。
  • 所得制限は本人所得を基本とすること。
  • 県外利用時の償還払いを是正すること。

 

31 県立高等学校の統廃合再編はやめ、クラス数・教員の数を増やし、少人数学級を実施するよう求めること。

 

32 中学3年生まで20人程度の少人数学級を実施するよう求めること。

また教職員の未配置や配置の遅れを解消するため,実効性のある改善策を実施するよう求めること。

 

33 小中学生の4~5割は生活習慣病予備軍となっている。栄養教諭の配置を充実させ、健康管理・食育の強化をするよう求めること。

 

34 普通学級に通う配慮を要する児童生徒(LD・ADHD・弱視・難聴等)のために、全小中学校に生活支援員の配置ができるように求めること。    

 

35 地域医療計画は住民の視点で見直し、近畿中央病院の移転跡に産科・小児科を含む複数の診療科を有する病院を誘致するように関係者に働きかけるよう求めること。

 

36 気候危機に対応するために、CO₂を大量に排出している石炭火力発電所の新増設計画は中止するよう求めること。

 

37 小中学校の学校給食を無償にするための、補助を求めること。

 

38 加齢性難聴者の補聴器購入助成制度の創設を求めること。

 

市への要望

 

《総合政策局・資産統括局》

39 公共調達基本条例について、労働関係法令遵守報告書を分析し、賃金条項を盛り込み、実効性のある条例にすること。

 

40 市民サービスの低下、職員のスキルまで奪うアウトソーシング・民間委託は見直すこと。

 

41 公共施設は、市民が気軽に安心して利用できる料金にすること。

 

42 公共施設の再編・FM計画は、市民への丁寧な説明を行い合意が得られるまで実行しないこと。

 

43 北図書館とトレピエの複合化については、トレピエの機能を低下させないよう配慮すること。

 

《総務局》

44 市民課窓口業務の委託をやめ市職員で行うこと。また南部保健福祉センターには証明コーナーを設置すること。

 

45 多文化共生事業の推進に向け、相談事業を拡充すること。

 

46 市税等の滞納者に対し、年金や生活資金、売掛金まで差し押さえしないこと。滞納の原因を調査し困難な世帯に対しては適切な支援をすること。

 

47 自衛隊への個人情報の提供について以下のことを求める。

  ➀ 18歳、22歳の個人情報を電子データで提供しないこと。

➁ 中学3年生男子を対象にした、住基台帳閲覧による情報提供を行っていることを市民に知らせること。

  ➂ 自衛隊への個人情報提供は、拒否する権利が市民にはあることを市HP掲載だけでなく、広く市民に周知すること。

 

《福祉局》

48 高齢者・介護制度について以下のことを求める。

  • 介護保険料を引き下げること。
  • 特別養護老人ホームは、職員の処遇改善と事業所への支援を強化し増設をすすめること。
  • 介護予防・日常生活支援総合事業では、生活支援サポーターの就業が中々進まない。この事業を見直し、有資格者が行う生活支援サービスは報酬単価を10割に戻すこと。
  • 介護事業所の経営状況や、働く職員の実態調査をおこなうこと。

 

49 障がい者施策について以下のことを求める。

➀ 障がい者の地域活動支援事業について、身体介護を伴う重度障がい者への移動支援の報酬単価を引き上げ、利用しやすい制度に改善すること。

  • 障がい者児の相談支援事業については、対象者児のニーズに沿ったサービス利用計画に基づいて、必要とされるサービスの種別や支給量(時間・日数など)を決めること。ガイドラインに基づく一方的な支給量削減は行わないこと。相談支援専門員を増やし、セルフプランは極力なくすこと。
  • グループホーム等新規開設サポート費用の基準額を増額すること。
  • 重度の障がい者が親亡き後も安定、安心に暮らせるよう、施設の創設やグループホームを充実すること。
  • 福祉現場の職員の処遇改善策や職員確保策を講じること。
  • たじかの園のPT・OT・STを増やし、必要に応じたリハビリが受けられるようにすること。

 

50 介護施設、障がい者施設、保育所において、物価高騰で光熱費、食品、燃料の値上げに対して、市の支援策を講じること

 

51 アスベストのハイリスク者に対して、恒常的な健康管理体制を確立すること。アスベスト被害が多発しているクボタ神崎工場がアスベストを使って操業していた時期に周辺に居住していた人に対して、市外の人も含め積極的にアスベスト検診を受けるよう周知すること。

52 PFASによる健康被害を防ぐため、希望する住民の血液検査を行うこと。

 

53 子どもの医療費は、所得制限なしに18歳まで通院を無料にすること。

 

54 無料低額診療事業への支援として、薬局一部負担金について市の補助を行うこと。

 

55 生活保護ケースワーカー数について、利用者80世帯対1名を守って適切な指導が出来るようにすること。

 

56 生活保護世帯のエアコンの設置、修理を保障すること。

 

《保健局》

57 国民健康保険事業について以下のことを求める。

  • 一般会計からの繰入を行い、保険料を引き下げること。市の独自事業は継続すること。
  • 子どもの均等割は18歳まで減免を拡充すること。
  • 一部負担金減免は、所得激減を条件にしているが、生活困窮世帯も対象にすること。
  • 加入者を一方的に追い詰めるだけの「分納誓約額算出兼確認書」を求めないこと。

 

《こども青少年局》

58 保育施策の拡充について以下のことを求める。

  • 老朽化した武庫南保育所の建て替え計画を早急に示すこと。
  • 「公立保育所の今後の基本方向」に基づく民間移管計画は見直すこと。
  • 民間保育園の保育士の処遇改善のために、配置基準の見直し、加配を予算化すること。

また保育士の民間と公立の給与格差を是正すること。

  • 保育の無償化に伴って実施された給食費の実費徴収をやめ、当面市の負担で無償にすること。
  • 障がい児の保育を実施する民間保育園に、市独自で補助をおこない公私間格差をなくすこと。
  • 病児病後児保育を拡充すること。
  • 子ども誰でも通園制度の導入は、保育事業所に強制しないこと。
  • 保育園の0歳児保育については、年度当初欠員があっても、年度途中の充足を見越し保育士配置をしている施設については、市独自で補助金制度を創設すること
  • 給食職員の処遇改善および、奨学金返済制度を栄養士・調理員にも適用すること。
  • 長く働き続けている保育士への支援(神戸市のような定着支援制度)を設けること。

 

59 児童ホームの待機児対策について以下のことを求める。

  • 公設公営の児童ホームの増設等で対応すること。
  • 児童ホームの60人定員制を改め、国基準の1施設40人定員を増設すること。
  • 古くなった児童ホームは、計画的に建て替え、古い備品は買い替えること。
  • 児童ホームは生活の場にふさわしく拡充し、こどもクラブと統合は行わないこと
  • 指導員の雇用形態は柔軟に対応し、働きやすい環境にすること。

 

60 いじめや体罰根絶に向けて「子どものための権利擁護委員会」の存在を広く知らせ、子どもが自ら相談しやすい手段と活用しやすい環境を整えること。

 

61 いくしあ・児童相談所の役割と存在を更に市民に知らせ、活用しやすいものに整えていくこと。

 

62 子ども食堂を実施している個人や団体に支援を自治体として強めること。

 

《都市整備局》

63 尼崎市自転車ネットワーク整備方針に基づき、歩行者道・自転車道・車道の区分を明確にすること。

 

64 市営住宅は募集に対して10倍の競争率であることを配慮し、戸数は減らさずに充実させること。また車いす対応の住宅をふやすこと。

 

65 住宅セーフティネットの活用を住宅施策に位置づけ、公営住宅入居資格のある住宅確保要配慮者の住宅対策として、家賃補助制度を創設すること。

 

66 空家の利活用は、新婚・ファミリー世帯やエコリフォーム助成制度等に限定するのではなく拡充すること。また住宅耐震補強の公的補助制度を市民に周知すること。

 

67 生活道路・公園・水路などの補修整備を計画的に実施すること。

 

68 阪急武庫川新駅を含む、総合的なまちづくりについて広く市民の意見を聞くこと。

 

69 市民の足を保障するため、路線バスの継続とオンデマンドバスの導入を検討すること。

 

《危機管理局・消防局》

70 すべての福祉施設や病院の防災訓練に対して、市から防災士等の派遣をすること。各施設の訓練を掌握すること。

 

71 災害対策について以下のことを求める。

  • 洪水や内水被害に対して校庭・公園貯留など、総合治水対策を具体化すること。
  • 災害時の多様な市民に対する情報提供のあり方と伝達手段を充実させること。
  • 要援護者、ジェンダー、感染症等、常に対策の見直しの検討を行うこと。

 

72 自転車・キックボード等の交通ルールについての啓もう活動を促進すること。

 

73 犯罪被害者および被害者の家族に寄り添う制度を拡充すること。

 

74 救急要請が増加している近年、地域防災力を高めるために消防・救急職員及び消防団員の適正増員をおこない充足率を引き上げること。

 

《教育委員会》

75 市立幼稚園はこれ以上減らさず、すべてで3年保育を実施すること。

 

76 子どもや学校現場に負担を強いるあまっ子ステップアップ調査事業はやめること。

 

77 中学3年生まで20人程度の少人数学級を実施すること。それまでの対応策として教職員の加  

 配を行うこと。

 

78 国の交付金と市の基金の活用で古い校舎の改修を行い、全ての学校トイレを早急に洋式化すること。

  災害時に避難所にもなる体育館の断熱化とともに空調設備を設置すること。

 

79 公立小中学校の給食費を無償にすること。

 

80 準要保護の就学援助制度の新入学学用品費は、要保護にならって早急に引き上げること。

  就学援助の申請事務は、学校現場の負担を減らす、また利用する子どものプライバシー保護を配慮するやり方に変えること。

81 学校司書をすべての中学校に配置すること。古くなった学校図書は新調すること。

 

82 地域クラブ移行について、教育委員会の積極的関わりと地域・学校との連携、利用者の経緯費負担軽減等、子ども中心の取組にすること。あわせて、課外クラブ指導員を増員すること。

 

83 図書館の蔵書を増やし、生涯学習プラザ等の図書コーナーを充実すること。

 

84 小中学校の特別支援学級では、様々な障がいのある児童生徒が増えている。現行の義務標準法では適切な教育を保障することは困難。実態に合った適切な生活介護員の増員配置にすること。

 

85 あまよう特別支援学校について以下のことを求める。

  • 送迎バス・福祉タクシーは、児童生徒の送迎に過度の時間と負担がかからないようにすること。
  • 呼吸器装着の子どもだけでなく、医療的ケアが必要な児童生徒であっても家族が付き添うことなく通学ができるよう看護師の体制を整えること。
  • 医療ケアが整わずやむをえず保護者の付き添いや学校への迎えを要請する場合は、タクシー代など保護者の移動に伴う費用を公費で負担すること。

 

 

《経済環境局》

86 再生可能なエネルギーについて以下のことを求める。

  • 個人や企業・事業所の再生可能エネルギー普及を進めること。
  • 企業に対し、再生可能エネルギーへの転換を求める省エネ計画を作成するよう求めること。

 

87 廃止した市の中小企業融資制度を復活させ、利子補給・保証料補助を実施し、困難を抱える中小企業を支援すること。また、使い勝手が悪い事業継続支援金の要件を緩和すること。

 

88 地域経済振興を図るために、小規模企業振興基本法に基づき、小規模企業に対する振興策を強化すること。そのためにすべての中小業者の実態調査を行うこと。

 

89 地域経済活性化のために、住宅・店舗リフォーム助成事業を創設すること。

 

《公営企業局》

90 北部浄化センターや栗山ポンプ場などの運転の民間委託は、定期的に検証を行うこと。

 

91 東部雨水ポンプ場の建て替えは、国主導のPPP手法の導入をやめること。

 

92 市民のライフラインを守るために、水道事業におけるコンセッション方式は検討しないこと。

 

92 水道料金の滞納に対し強権的な徴収、生命を脅かす安易な断水はしないこと。

 

93 モーターボート競走事業は、ギャンブル依存症対策を強化すること。

以 上

藤田はん あれはあかんやろ!【大阪の喫茶店での話】

大阪・とある喫茶店で…

田中のおばちゃん「聞いた?維新の藤田いう人、公設秘書の会社に税金2千万円も流してたんやて!」

佐藤のおばちゃん「えっ、身内に?それって“身内を肥やす改革”やんか!」

マスター「笑うわ!肥やすて!(笑)
赤旗がスクープ出して、毎日新聞も続報。印刷代名目で発注してたけど、秘書の会社は外注してたんやて。それはいわゆる還流構造ゆうんやな。」

田中のおばちゃん「しかも藤田さん、記者の名刺ネットに晒してんで!あれはあかんやろう!」

佐藤のおばちゃん「ほんまや!記者の個人情報やで?それ、言論弾圧ちゃうん?」

マスター「会見では“適法や”って言い張ってたけど、橋下さんまで『アウトや』って言うてたわ。」

田中のおばちゃん「“李下に冠を正さず”言うてたけど、もう冠どころか、桃泥棒やんか!」

佐藤のおばちゃん「あんた、えらい教養あるな(笑)意味わからん(笑)
しかし、会見の顔!ふてくされて、口尖らせて、“もう発注せえへん”って…あれ、謝罪ちゃうで!」

マスター「維新も内規で禁止する言うてるけど、後手やな。赤旗なかったら続けてたかもやし。」

田中のおばちゃん「ほんま、税金はみんなのもんやで!“身を切る改革”言うといて身内に甘いんはあかん!」

佐藤のおばちゃん「せやせや!大阪のおばちゃん、見逃さへんで!次の選挙、よう見とかな!」

大学生ユウタ「おばちゃんら、また政治の話してるん?今、Xで藤田代表めっちゃバズってるで。“ふてくされ会見”ってタグついてる(笑)」

田中のおばちゃん「あんたも見てたん?あれ、ほんま“ふてくされ”やったな!口尖らせて“もう発注せえへん”て…子どもか!」

ユウタ「しかも記者の名刺晒してたやろ?あれ、情報リテラシーゼロやん。大学のゼミでやったら即アウトやで。

Z世代も見てるで。税金って俺らの未来やん。“改革”って言うなら、まず透明性やろ。てか、維新って“クリーン”が売りちゃうかったん?これじゃ“グリーンウォッシュ”ならぬ“クリーンウォッシュ”やん(笑)」

マスター「毎日新聞も続報出してたし、赤旗のスクープがなかったら、誰も気づかんかったかもな。」

佐藤のおばちゃん「ほんま、メディアって大事やわ。FAX送るんも意味あるんやな!」

ユウタ「俺、今度ゼミで“政治とメディア”テーマにするわ。この事件、使わせてもらう!」

 

……ほんまに、あれはアカンよねって話。

 

オーバーツーリズム…ベネチア水の都ひしめく観光客【しんぶん赤旗日曜版より】

 

オーバーツーリズムの現場を歩く…ベネチアで吉本博美記者が書いた記事。
10月26日号のしんぶん赤旗日曜版16.17面です。

世界中で観光客の急増が地域社会に深刻な影響を与えています。
イタリア・ベネチアでは、観光客がひしめき、住民の生活が圧迫される「オーバーツーリズム」が問題となっています。
しんぶん赤旗日曜版(2025年10月26日号)では、現地の様子が詳しく報じられ、民泊による騒音や生活環境の悪化が浮き彫りになっています。

テーマパーク化してしまった街で暮らす家族は嘆きます。
「昔ながらの商店や食品店は消え観光客用の店に様変わり。客の8割が観光客なので店も売るものを変えてしまった」「公共交通機関だった水上バスは観光客の移動手段になり住民は乗ることすら困難」…

大きな利潤を生む観光業。推進派が強い政治権限を持つため、住民の願いは取り上げられません。

イタリア観光連盟ベネチア支部のアンドレアさんは「エスプレッソの器にカプチーノは注げない」と言います。ベネチアが有機的な都市ではなく写真のための舞台創始になってしまうと危機感を抱いています。

日本の大阪市でも、国家戦略特区を活用した民泊制度が急拡大し、住民の暮らしに深刻な影響を与えています。大阪市では特区民泊に関する苦情が3年間で5倍以上に増加。2025年度には600件超が見込まれ、主な内容は「騒音」「ゴミ出しのマナー違反」「不法滞在の疑い」など。
特に西成区などでは「町の活性化よりも分断が進んだ」と住民が訴えるケースもあり、民泊施設の急増が地域コミュニティに摩擦を生んでいます。

ベネチアと日本──遠く離れた都市で起きている共通の問題。
それは「観光のために、誰が犠牲になっているのか」という問いです。