12月で紙の保険証なくなる!?慌てなくて大丈夫!

12月で紙の健康保険証がなくなる!という知らせに

市民の皆さんも慌ててマイナンバーカードを作りに来られています。

でも、慌てなくて大丈夫なんですよ!

なにもしなくても

12月に「健康保険証」がちゃんと郵送されてきます。

来年8月にはマイナ保険証を持っていない人には「資格確認書」が郵送されてきます。それは今の紙の保険証と扱いは同じです。

今、手元に持っている健康保険証も有効期限が切れるまでそのまま使えます。

何もしなくても、あなたが健康保険証を使えなくなる、医療機関に行けなくなる、というようなことは何も起こりません。

全国保険医団体連合会のホームページも参考にしてください。

12月2日以降どうなる?健康保険証 – 全国保険医団体連合会

 

マイナ保険証を作ったけれど、ちょっと持ち歩くのも心配…という方は

登録解除もできます。10月28日から市役所国保年金課及びサービスセンターで受付ています。詳しくはこちらをご覧ください↓

マイナンバーカードの健康保険証利用登録解除について|尼崎市公式ホームページ

 

わからないことがあれば、市会議員にお電話くださいね。

(ちょっと今、選挙中なのでつながりにくいかもしれません、ごめんなさい)

松沢ちづる  090-8142-5272(潮江在住)

 川崎としみ 080-1458-9931  (七松在住)

まさき一子 090-9099-4048(武庫之荘在住)

山本なおひろ 090-4265-8862(常光寺在住)

議員団ニュース213号【声を上げ続けて30数年!子どもの医療費無償化への扉を開いた】

 

議員団ニュース213号を発行しました!

子どもの医療費、尼崎では「お金がない」の一点張りで近隣他都市が実現していても尼崎は進みませんでした。

議員団は30数年にわたって毎年毎年、議会でも質問を繰り返し、市民の皆さんの陳情請願、市民運動とともに声を上げ続けてきました。

長年の市民運動がなければ、実現しなかったことです。

 

2024年予算についての要望書を市長に提出しました

 

総選挙が終わりましたが、休む間もなく共産党議員団は動いています!

2024年10月28日、日本共産党尼崎議員団として、

2024年度予算の要望書を市長に提出しました。

 

国への要望

1 物価高騰対策として高齢者施設や障がい者施設に、交付金の増額と支援策の強化を国に求めること。また低所得者、子育て世帯への支援策の強化を求めること。

2 消費を増やし、地域経済を活性化させるために消費税を5%に引き下げ、大企業や富裕層の優遇税制をあらためるよう、また中小企業や小規模事業者へのインボイス制度は撤回をするよう求めること。

3 原発稼働について以下の点を国に強く働きかけること

  • 原発再稼働と新増設は中止し、原発ゼロをめざし再生可能エネルギーへの転換を強く求めること。
  • 老朽原発の稼働・運用をやめるよう求めること。
  • 原発汚染水(アルプス処理水)の海洋放出は中止し、他の方法(広域遮水壁、大型タンク貯留、モルタルで固める等)の転換するよう求めること。

4 気候危機に対応するため、CO₂を大量発生している企業に排出を減らす計画を求めること。

また、石炭火力発電の新増設計画は中止するよう求めること。

5 安保関連三文書による自衛隊の軍備増強は、専守防衛を逸脱し、日本を戦争する国に変える憲法違反であり撤回を求める。憲法改定は行わないことを求めること。

6 核兵器禁止条約を、一刻も早く署名・批准するよう求めること。

7 労働者派遣法の抜本改正、残業時間の上限を法律で規制する、労働基準法改正を求めること。

最低賃金は全国一律1500円以上にするよう求めること。

ジェンダー平等の立場から、男女間賃金格差の是正を求めること。

8 インフラ整備について建設や運用、維持管理について、補助金の削減をちらつかせ、地方の自主性を脅かすPFI/PPPをおこなわないこと。

9 障がい者施設について、以下の点を国に強く働きかけること。

  • 重度・重症心身障がい者児が生活面の支援が受けられるよう、自立支援事業負担金の増額を求めること。
  • 障がい者支援事業所への報酬は月払いに改め、地域生活支援事業費補助金の増額を求めること。

10 生活保護について以下の点を国に強く働きかけること

  • 扶助基準の引き下げをやめ、2013年7月以前に戻すよう求めること。
  • 子どもの大学・専門学校への進学を認めるよう求めること。         
  • 生活保護の夏季加算の増額と夏季一時金を創設し、エアコンの取り付けと電気代の補助をすること。

11 後期高齢者の医療費窓口の3割負担は撤廃するよう求めること。

12 南海トラフ巨大地震・津波・大型台風・大雨・洪水・高潮の防災対策については、自治体の災害対策の強化が図れるよう、財政措置を求めること。

13 全産業平均給与より月約7万円も低い保育・介護・障がい者施設など、福祉現場で働く労働者のさらなる処遇改善を求めること。

14 アスベストは公害と認め、被害者の医療負担は全額加害企業と国に求めること。アスベスト患者の早期発見、早期治療を進めるために検診の勧奨強化をはかること。

15 教育について以下の点を国に強く求めること

  • 大学・専門学校の入学金ゼロ、授業料半額、給付型奨学金の拡充を求めること。 
  • 子どもの豊かな教育を受ける環境を整備し、中学3年生まで20人程度の少人数学級を実施するよう求めること。
  • 教職員の未配置問題や人材確保、処遇改善については、国に財源措置を求めること。

16 マイナンバーカード制度について以下の点を強く国に求めること

  • マイナンバーカードの運用を止めるよう求めること。
  • 健康保険証の廃止、マイナンバーカードの一体化は撤回すること。
  • 任意のカード取得は実質強制しないよう求めること

17 子どもの医療費を所得制限なしで18歳まで無料にするよう求めること。

18 無料低額診療事業は、薬代も支援するよう制度の拡充を求めること。

19 保育について以下の点で強く国に求めること

  • 保育の一層の配置基準の充実、保育士の処遇改善を国に求めること
  • 保育の無償化は0歳から2歳児保育まで広げ、無償化対象の園児の副食費の実費徴収をやめ公定価格に含めること。
  • 障がい児加算の増額を求めること。

20 自己負担増が厳しくなった介護保険制度は、見直すよう求めること。介護報酬単価の引き上げを求める。

21 学校給食は、憲法では「義務教育ではこれを無償にする」と明記している。学校給食の無償化を求めること。

22 犯罪被害者の賠償金の保証と家族への見舞金等の大幅な増額、被害者・その家族への寄り添う制度の充実を求める。

23 ギャンブル依存症を増加させるカジノを含む統合型リゾート実施法は廃止するよう求めること。

 

兵庫県への要望

 

24 公立・公的病院の統廃合計画の見直しを求めること。

25 保健所の増設を求めること。

26 光熱費・食材費・燃料等の物価高騰対応策として、病院・介護・障がい者施設・学校・保育所・中小企業者等への支援を強めること。

  また米の高騰や品薄で購入や寄付が困難な、子ども食堂やフードバンクへの支援を求めること。

27 子どもの医療費を所得制限なしで18歳まで無料にすること。

28 障がい者医療費助成制度について、知的障がい者はB2まで、精神障がい者は3級まで対象を拡充すること。所得制限は本人所得を基本とするよう引き続き求めること。

29 県立高等学校の統廃合再編はやめ、クラス数・教員の数を増やし、少人数学級に取り組むこと。

30 中学3年生まで20人程度の少人数学級を実施するよう求めること。

また教職員の未配置や配置の遅れを解消すること。実効性のある改善策を実施すること。

31 小中学生の4~5割は生活習慣病予備軍となっている。栄養教諭の配置を充実させ、健康管理・食育の強化をすること。

32 普通学級に通う配慮を要する児童生徒(LD・ADHD・弱視・難聴等)のために、全小中学校に生活支援員の配置ができるように求めること。    

33 中学校2年生のトライやるウイークは自衛隊に子どもを行かせることをやめるように求めること。

34 地域医療計画は住民の視点で見直し、近畿中央病院の移転跡に産科・小児科を含む複数の診療科を有する病院を誘致するように関係者に働きかけること。

35 気候危機に対応するために、CO₂を大量に排出している石炭火力発電所の新増設計画は中止するよう求めること。

36 小中学校の学校給食を無償にするための、補助を求めること。

37 加齢性難聴者の補聴器購入助成制度の創設を求めること。

 

 

市への要望

 

《総合政策局・資産統括局》

38 公共調達基本条例について、労働関係法令遵守報告書を分析し、賃金条項を盛り込み、実効性のある条例にすること。

39 市民サービスの低下、職員のスキルまで奪うアウトソーシング・民間委託は見直すこと。

40 公共施設は、市民が気軽に安心して利用できる料金にすること。

41 公共施設の再編・FM計画(圧縮と再編)は、市民への丁寧な説明を行い合意が得られるまで実行しないこと。

42 財政調整基金は、市民サービスの充実のため柔軟に活用すること。

43 北図書館とトレピエの複合化については、トレピエの機能はこれまでと同様に行うこと。また作業にあっては市民の合意を求めながら丁寧に進めること。

 

《総務局》

44 市民課窓口業務の委託をやめ市職員で行うこと。また南部保健福祉センターには証明コーナーを設置すること。

45 市税等の滞納者に対し、年金や生活資金、売掛金まで差し押さえしないこと。滞納の原因を調査し困難な世帯に対しては適切な支援をすること。

 

46 自衛隊への住基情報の提供について以下のことを求める。

  ➀ 18歳、22歳の個人情報を電子データで提供しないこと。

➁ 中学3年生男子を対象に閲覧により、情報提供を行っていることを市民に知らせること。

  ➂ 自衛隊への個人情報提供は、拒否する権利が市民にはあることを市民に周知すること。

47 トレピエは男女共同にとどまらず、時代と共にジェンダー平等の立場に立ち、広範囲に市民の教養、文化を高めることを目的とした、事業内容に発展させること。

 

《福祉局》

48 高齢者・介護制度について以下のことを求める。

  • 介護保険料を引き下げること。
  • 特別養護老人ホームは、職員の処遇改善と事業所への支援を強化し増設をすすめること。
  • 介護予防・日常生活支援総合事業では、生活支援サポーターの就業が中々進まない。この事業を見直し、有資格者が行う生活支援サービスは報酬単価を10割に戻すこと。
  • 介護事業所の経営状況や、働く職員の実態調査をおこなうこと。

49 障がい者施策について以下のことを求める

➀ 障がい者の地域活動支援事業について、身体介護を伴う重度障がい者への移動支援の報酬単価を引き上げ、利用しやすい制度に改善すること。

  • 障がい者児の相談支援事業については、対象者児のニーズに沿ったサービス利用計画に基づいて、必要とされるサービスの種別や支給量(時間・日数など)を決めること。ガイドラインに基づく一方的な支給量削減は行わないこと。
  • グループホーム等新規開設サポート費用の基準額を増額すること。
  • 重度の障がい者が親亡き後も安定、安心に暮らせるよう、施設の創設やグループホームを充実すること。
  • 福祉現場の職員の処遇改善策や職員確保策を講じること。

50 介護施設、障がい者施設、保育所において、物価高騰で光熱費、食品、燃料の値上げに対して、市の支援策を講じること

51 アスベストのハイリスク者に対して、恒常的な健康管理体制を確立すること。アスベスト被害

が多発しているクボタ神崎工場がアスベストを使って操業していた時期に周辺に居住していた人に対して、市外の人も含め積極的にアスベスト検診を受けるよう周知すること。

52 PFASによる健康被害を防ぐため、希望する住民のPFASの血液検査を行うこと。

53 子どもの医療費は、所得制限なしに18歳まで通院を無料にすること。

54 無料低額診療事業への支援として、薬局一部負担金について市の補助を拡充すること。

55 生活保護ケースワーカー数について、利用者80世帯対1名を守って適切な指導が出来るようにすること。

56 生活保護世帯のエアコンの設置、修理を保障すること。

 

《保健局》

57 国民健康保険事業について以下のことを求める。

  • 一般会計からの繰入を行い、保険料を引き下げること。市の独自事業は継続すること。
  • 子どもの均等割は18歳まで減免を拡充すること。
  • 一部負担金減免は、所得激減を条件にしているが、生活困窮世帯も対象にすること。
  • 加入者を一方的に追い詰めるだけの「分納誓約額算出兼確認書」を求めないこと。

 

《こども青少年局》

58 保育施策の拡充について以下のことを求める。

  • 老朽化した公立杭瀬・武庫南保育所を早急に建て替えること。
  • 「公立保育所の今後の基本方向」に基づく民間移管計画は見直すこと。
  • 民間保育園の保育士の処遇改善のために、配置基準の見直し、加配を予算化すること。

また保育士の民間と公立の給与格差を是正すること。

  • 保育の無償化に伴って実施された給食費の実費徴収をやめ、当面市の負担で無償にすること。
  • 障がい児の保育を実施する民間保育園に、市独自で補助をおこない公私間格差をなくすこと。
  • 病児病後児保育を拡充すること。
  • 子ども誰でも通園制度の導入は、保育事業所に強制しないこと。今行っている一時預かり制度を充実させること。
  • 保育園の0歳児保育については、定員に満たされていなくても、保育士配置をしている施設については、市独自で補助金制度を創設すること。

59 児童ホームの待機児対策について以下のことを求める。

  • 公設公営の児童ホームの増設等で対応すること。
  • 児童ホームの60人定員制を改め、国基準の1施設40人定員を増設すること。
  • 古くなった児童ホームは、計画的に建て替え、古い備品は買い替えること。
  • 児童ホームは生活の場にふさわしく拡充し、こどもクラブと統合は行わないこと
  • 指導員の雇用形態は柔軟に対応し、働きやすい環境にすること。。

60 いじめや体罰根絶に向けて「子どものための権利擁護委員会」の存在を広く知らせ、子どもが自ら相談しやすい手段と活用しやすい環境を整えること。

61 虐待やDV被害者に対して、いくしあ・子ども家庭センターの役割と存在を市民に知らせ、活用しやすいものに整えていくこと。

62 子ども食堂を実施している個人や団体に支援を自治体として強めること。

 

《都市整備局》

63 尼崎市自転車ネットワーク整備方針に基づき、歩行者道・自転車道・車道の区分を明確にすること。

64 市営住宅は募集に対して10倍の競争率であることを配慮し、戸数は減らさずに充実させること。また車いす対応の住宅をふやすこと。

65 住宅セーフティネットの活用を住宅施策に位置づけ、公営住宅入居資格のある住宅確保要配慮者の住宅対策として、家賃補助制度を創設すること。

66 空家の利活用は、新婚・ファミリー世帯やエコリフォーム助成制度等に限定するのではなく拡充すること。また住宅耐震補強の公的補助制度を市民に周知すること。

67 危険老朽空家については、放置することにより相続者の負担が大きくなることを周知し、早期の問題解決ができるように支援すること。

68 阪急武庫川新駅を含む、総合的なまちづくりについて広く市民の意見を聞くこと。

 

《危機管理局・消防局》

69 すべての福祉施設や病院の防災訓練に対して、市から防災士等の派遣をすること。各施設の訓練を掌握すること。

70 災害対策について以下のことを求める。

  • 洪水や内水被害に対して校庭・公園貯留など、総合治水対策を具体化すること。

② 災害時の市民に対する情報提供のあり方と伝達手段、要援護者支援、ジェンダー対策支援、

感染症対策等、新たな防災対策の見直しを検討・実践していくこと。

71 自転車のヘルメットの着用等交通ルールについての啓もう活動を促進すること。

72 犯罪被害者の賠償金の保証・立て替え保障の増額、被害者の家族に寄り添う制度を拡充すること。

73 救急要請が増加している近年、地域防災力を高めるために消防・救急職員及び消防団員の適正増員をおこない充足率を引き上げること。

 

《教育委員会》

74 市立幼稚園は当初の計画通り9園残すよう整備を行うこと。すべての市立幼稚園の3年保育を実施すること。

75 子どもや学校現場に負担を強いるあまっ子ステップアップ調査事業はやめること。

76 中学3年生まで20人程度の少人数学級を実施すること。それまでの対応策として教職員の加配を行うこと。

77 国の交付金と市の基金の活用で古い校舎の改修を行い、学校トイレを早急に洋式化すること。 災害時に避難所にもなる体育館の断熱化とともに空調設備を設置すること。

78 公立小中学校の給食費を無償にすること。

79 準要保護の就学援助制度の新入学用品制度は、他都市同様に小学校は54,060円、中学校は63,000円に引き上げること。

  また、就学援助の申請事務は学校現場ではなく、教育委員会で行うこと。

80 図書司書をすべての中学校に配置すること。

81 課外クラブ指導員を増員すること。

82 図書館の蔵書を増やし、生涯学習プラザ等の図書コーナーを充実すること。

83 小中学校の特別支援学級では、様々な障がいのある児童生徒が増えている。現行の義務標準法では適切な教育を保障することは困難。実態に合った適切な生活介護員の増員配置にすること。

84 あまよう特別支援学校について以下のことを求める。

  • 送迎バス・福祉タクシーは、児童生徒の送迎に過度の時間と負担がかからないようにすること。
  • 呼吸器装着の子どもだけでなく、医療的ケアが必要な児童生徒であっても家族が付     き添うことなく通学ができるよう看護師の体制を整えること。
  • 医療ケアが整わずやむをえず保護者の付き添いや学校への迎えを要請する場合は、タクシー代など保護者の移動に伴う費用を公費で負担すること。

 

《経済環境局》

85 再生可能なエネルギーについて以下のことを求める。

  • 個人や企業・事業所の太陽光パネルの普及を進め、設置のための補助制度を設けること。
  • 企業に対し、自然エネルギーへの転換を求める省エネ計画を作成するよう求めること。

86 廃止した制度融資を復活させ、利子補給・保証料補助を実施し、困難を抱える中小企業を支援すること。また、使い勝手が悪い事業継続支援金の要件を緩和すること。

87 地域経済振興を図るために、小規模企業振興基本法に基づき、小規模企業に対する振興策を強化すること。そのためにすべての中小業者の実態調査を行うこと。

88 地域経済活性化のために、住宅・店舗リフォーム助成事業を創設すること。

 

《公営企業局》

89 北部浄化センターや栗山ポンプ場などの運転の民間委託は、定期的に検証を行うこと。

90 東部雨水ポンプ場の建て替えは、国主導のPPP手法の導入は改めること。職員の配置を行い、技術の継承をすること。また災害時のライフラインの復旧の体制を万全にし、市民サービスに徹すること。

91 市民のライフラインを守るために、水道事業におけるコンセッション方式は検討しないこと。神崎浄水場の浄水機能は残すこと。

92 市民の水道料金の滞納に対し強権的な徴収、生命を脅かす安易な断水はしないこと。

93 尼崎市モーターボートは、ギャンブル依存症の対応・予防するため、あらゆる手段を検討し講じること。

94 武庫分区雨水貯留菅の建設変更で、必要貯水量の割合は8割となる。あとの2割の貯水手段として、該当地域の校庭貯留や公園貯留を整備すること。

以上

2023年度決算についての意見表明

 

2023年度決算についての意見表明

 

 日本共産党議員団の松澤千鶴です。議員団を代表して、本委員会に付託された2023年度決算案に対する意見表明をいたします。

 

就学前教育ビジョンについてです。

 ビジョンは2024年2月に策定されました。運営体制として、竹谷・長洲・小園の3園を廃止、残り6園中4園で3年保育を実施、一時預かり事業の時間延長、支援が必要な幼児の受け入れや人数の拡充をうたっていますが、財政的には3園を廃止することで生まれる約2億円の範囲内で取組むという制限付きで、財政運営基本条例に規定されたスクラップ&ビルドの考え方に縛られています。JR神戸線以南に公立幼稚園は1園のみという偏在や、残る6園全てでの3年保育実施ではないこと、また、6園についても今後定員半数割れが続けば廃園にするなど、財政運営の考え方が先行して、行きつく先、就学前教育の公的責任を放棄するものになっています。

  再検討を強く求めます。

 

体育館の空調整備についてです。

 災害時の避難所となる学校体育館の空調整備が遅れています。市は、建替える場合は壁を空調効果の上がる断熱材使用にしていくとしていますが、その他については学校施設マネジメント計画に具体化されていません。早急な計画立案を求めます。

 

学力向上についてです。

 市は全国学力テストやあまっこステップアップ調査事業の積重ねが学力向上に資するとしていますが、こども一人一人のつまずきや思いは、これらのテストを実施しなくても教員が把握しています。教育現場をテストの点数を良くするための競争に駆り立てるのではなく、教員不足の解消と少人数学級の実現にこそ力を注ぐべきです。

 

準要保護の新入学学用品費についてです。

 一般質問でも追及しましたが、国が2023年度要保護基準を引上げ、それに準じて阪神間他都市も引き上げを行っていますが、本市では据え置かれ、他市との差額は中学校で1.5万円、小学校で1.3万円にもなっています。市は、対象児童生徒が増えていることや他に予算の振り分けが必要だったと言い訳をしましたが、行政の怠慢でしかありません。早急な予算措置を求めます。

 

 

 

 

 

 

こどもの医療費助成についてです。

 18歳までの子どもの医療費無償化は市長公約です。松本市長就任後2021年度就学前は所得制限なしで全て無償に、22年度は小1から中3まで所得制限はあるものの大きく負担軽減が進み、安心して受診できるようになってきたと市民の声が聞こえるようになってきました。

次のステップはいよいよ18歳まで助成対象を拡充することですが、ここにきて当局は、「調剤費がとても伸びている」ことや各ライフステージに合わせた必要な支援の検証が必要などといって足踏みをしているようにみえます。調剤費の伸びについては診療報酬などで処方抑制措置がすでに取られていますからそちらに任せればいい話であり、市としては、積極的に18歳までの医療費助成の拡充実現を目指していただきたい。強く求めます。

 

保育についてです。

 障がい児の受け入れにあたっての公私間格差は明らかです。公立では障がい児2人に保育士1人加配していますが、民間園では障がい児1人に対し月7.4万円の補助金が付いています。受け入れにあたって一番必要なのは保育士の体制であり、7.4万円では障がい児3人受入れでやっと1人の保育士が雇用できる額です。7.4万円自体21年前から増額になっていないこともあり、早急に民間園でも障がい児2人に1人の保育士が加配できるよう補助金増額を求めます。

 総括質疑で0歳児の定員割れの問題を取り上げました。育児休暇終了時点から保育園入所を申請される傾向があること、待機児解消策で新規保育園が増設され、そうした地域では0歳児の取り合いになっています。保育士確保が大変厳しい昨今、園では4月当初からたとえ定員割れが予測出来ていても定員に見合った保育士体制をとります。必然的に定員充足するまで、保育士の人件費は園の自腹です。大阪市の保育人材確保策を紹介し、欠員の間の市独自支援策を求めましたが、市はいずれ定員になるのだから一時的な定員割れに補助金を出す施策は考えないと答弁されました。保育の質と量を維持確保するために重要なポイントだと思います。またウを求めます。

また、0歳児の取り合いになるような問題が生まれないように、新規保育園増設は規模や地域を市が一定コントロールすることが求められます。新たな子育て支援計画に入れ込むことを求めます。

 

生活保護についてです。

 ケースワーカーの国の標準定数は80世帯の利用者に対し1名ですが、2023年度は113世帯、過去にさかのぼっても二桁になったことさえありません。何年か前社会福祉士の有資格者を積極的に採用したこともありますが、ここ数年は見られません。ケースワーカーの仕事は、貧困から派生する様々な苦しみや生き辛さを抱える人に寄り添い、社会復帰や人間としての尊厳あるくらしを支援するたいへん肉体的にも心理的にもハードなものです。それがこんなオーバーワークが当たり前の体制のままでいいのでしょうか。職員増を強く求めます。

 

住宅政策についてです。

 ファミリー世帯の転入・定住を促進し都市の低湿転換を図るとして、子育て世帯向け住宅取得等支援事業が取り組まれています。これ自体反対するものではありませんが、老朽化した文化住宅などから解体のため立ち退きを迫られるのは低所得の単身新高齢者が多く、この方々の住処の保障も必要です。市は市営住宅に単身高齢者枠があり対応しているといいますが、住み慣れた地域から遠く離れたところではニーズに応えられないし、急に立ち退きだと言われても市営住宅の募集は年3回しかありません。また、保証人のいない単身者の場合、入居を断られる民間借家も依然として多い状況です。

 市は、住宅セーフテイネットづくりを県任せにしないで、積極的に関わることを求めます。また、住宅の質を保つことは生活の質を高めることでもあります。高槻市で行っているような低所得者向け家賃補助制度の創設を求めます。

 

トレピエの今後について

 一般質問でも追及しましたが、北図書館とトレピエの貸館機能の統合再編のみが先行し、市民にとってトレピエの今後について市の説明や意見を聞く場が不足しています。丁寧な対応を求めます。

 

物価高騰に対する事業者や市民への支援についてです。

 これまで資材、光熱費、食材料費などの高騰の影響を受ける事業者や市民に対し、国の臨時交付金を使った支援が行われてきました。今後も臨時交付金のあるなしに関わらず、実情を把握する中で必要な支援を実施するよう求めます。そのためにも、総括質疑で取り上げた中小事業者連絡会の再開を求めます。

 また、物価高騰に対する特効薬はなんといっても消費税の減税です。また、小事業者やフリーランスなどに増税を強いるインボイス制度も廃止の声があがっています。全国市長会などを通じて、国に対し求めてください。

 

ボートレース競争事業についてです。

 公営ギャンブル自体、人の不幸で儲けるものに変わりはなく、その収益を自治体財政運営で当てにするのは認められません。加えて、ギャンブル依存症への対応や予防に尽力することを求めます。

 

水道事業についてです。

 水道料金の滞納対策は、未納者に対し分納も含めた相談と料金納入を継続する間は給水をしていますが、料金納入が遅れればすぐに給水ストップとしています。水が止まれば人は生きていけません。未納者の個々の状況に寄り添った丁寧な対応に改めるべきです。

 

 

 

 

下水道事業についてです。

 分科会の質疑の中で、国主導で今後の設備改築工事は、2027年度時点でウオーターPPPの導入の決定がなされていなければ補助金がつかない方向だということが明確になりました。お金で地方自治を壊していく国のやり方に、憤りを感じます。

総括質疑では、PPP導入は職員の技術不足を補うものだと当局は説明していますが、これまで浄水場やポンプ場の民間委託を進める中、技術職員の育成や補充をせず、いまやメンテチェックしか市職員はできない状況をつくってきたのはあなた方です。この先さらに民間依存度が増し、分科会で当局が「職員の規模を将来にわたって今と同じようにずっと保っていくということにならないかもしれない」と答弁していますが、民間丸投げになる可能性は非常に高いと思います。災害時の、市民に責任持ったライフラインの復旧ができなくなる危険性があります。私たちは反対です。

雨水貯留管の整備手法が経費の関係で一部見直しになり、貯水能力は計画の8割に留まるとのことです。残り2割分は、経費がそれほどかからない西宮市で進んでいる学校の校庭貯留や公園貯留を検討し、早期の浸水被害対応を進めるよう要望します。

 

国民健康保険事業についてです。

 保険料の引き上げで、年々市民の個人負担が重くなっています。国保料で、基準所得の2割以上になる世帯が2023年で11.9千件にもなることは異常です。市はその世帯に対し特別減免をしていますが、2割以上になった分の4分の1を減免するもので、負担感は高いままです。更に思い切った市独自の支援策を求めます。

 また、高すぎる保険料の元凶は国にあります。ひとつは均等割りで、赤ちゃんから大人まで一人当たりに加算されるもので、45歳の人の場合53,964円/年、もうひとつは平等割で1世帯32,292円/年、同一所得の他の健康保険の被保険者より86,256円も高いものになります。地方自治体でその分をカバーできるはずもなく、国庫支出金を増やす以外解決はしません。引き続き全国市長会などを通じて、国負担の増を強く求めることを要望します。

 マイナ保険証については、今年12月2日以降従来の紙の保険証が発行されなくなりますが、この時期になっても全国の状況で取得が75%に対し利用は11%と低い状況です。国民の中にあるマイナカードそのものに対する不信は払拭されないままです。加えて、今、国が医療や薬局の現場に対し、マイナ保険証利用率アップすれば報酬面で優遇するアメを

ちらつかせており、これも現場でのトラブルを増加させています。私たちはマイナカード先にありきの国の強引なやり方に反対です。

 市は今後も、国民皆保険制度の一端を担う国民健康保険の施行者として、加入者がマイナ保険証を使う人も拒否する人も等しく安心して保険医療が受けられるよう、特段の配慮を行うよう強く求めます。

 

 

 

 

介護保険事業についてです。

 65歳以上の方の保険料負担が3年ごとの計画改定とともに引きあがり、国の経済無策の下、市民から悲鳴が上がっています。国の負担割合を増やすよう、全国市長会などを通じて強く求めてください。

 ヘルパー事業所では人材不足とヘルパーの高齢化が進んでいます。また、今年度国が訪問介護の報酬単価を引き下げたことから、事業所運営にマイナス影響が出てきていると懸念されます。また、事務事業シートには、経年のサービス別の利用件数が載っていますが、たとえば、訪問型サービスがここ3年毎年約1000件ほど減少し続いている、一方通所型は増え続けている。このことと要介護市民のケアの充足度がどうリンクしているのかを調査把握することは、今後の計画作成や政策立案に有効だと思います。

市はこれまで介護事業者の実態調査をしていません。悉皆調査をすべきと強く求めます。

 

トライやるウィークについてです。

 2023年度は、トライやるウィークで4校12人の中学2年生が自衛隊伊丹駐屯地に行っています。安部元首相から岸田前首相、そして石破新首相へと戦争の準備に走る自公政権の下で、自衛隊は敵地攻撃能力を保有しアメリカ軍と共に他国への先制攻撃も辞さない軍隊化が進んでおり、伊丹駐屯地もまたその拠点の一つとされています。

 市は自衛隊へのトライやるウィークを、挨拶や時間厳守など社会人として必要な礼儀を学べる機会になっていると言いますが、それは自衛隊でなくとも体験できることです。戦争準備に突き進むような所へ、わざわざ教育の一環として中学生を行かせることは問題です。

 

自衛官の募集に係る個人情報の提供についてです。

 日共産党議員団は、18歳と22歳の個人情報をCDで自衛隊に毎年提供していることを、市報などで市民周知せよと求めてきました。市は「市のHPに連続掲載している」と応えています。しかし、市のHPは知りたいものを自ら探していかないと、知りたいものに行きつきません。市民のほとんどは個人情報が自衛隊に提供されていることを知りません。調べようがありません。

自治体には市民の個人情報を守る責務があります。自衛隊への情報提供は法定受託事務でやっているのであればなおさら、市民の個人情報が自衛隊に提供されることがあるとお知らせすることは、個人情報保護上前提として必要です。 

 

 これで日本共産党議員団の意見表明を終わります。

 

 

次期、市議会の日程 陳情〆切は11/26

次の12月議会の日程(予定)です。
国会の状況により臨時会開催の可能性があります。

市民の皆さんからの陳情・請願の締め切りは11月26日(火)です。

26日(火)議運

【臨時会 会期2日間】

27日(水)議運・本会議・常任委員会

28日(木)議運・本会議

29日(金)議運

 

【定例会・会期16日間】

12月3日(火)議運・本会議 

       予算特別委員会

12月4日(水)~12月6日(木) 一般質問

12月9日(月)予備日(一般質問)

12月10日(火)議会運営委員会

12月11日(水)~13日(金)予算特別委員会(分科会)

12月17日(火)議運

12月18日(水)予算特別委員会(分科会報告、採決)

       議運 本会議(委員長報告、採決等)

 

2024年10月 山本なおひろ議員の総括質疑と当局答弁要旨

おはようございます。日本共産党議員団の山本直弘です。

2023年度決算審査に当たり、川崎敏美議員と共に会派を代表して総括質疑をいたします。どうぞよろしくお願いします。

 

  • 不登校対策事業について

 

不登校対策事業費として

 

、「個々の不登校児童生徒の要因・背景等を把握し、不登校                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  の未然防止、早期発見・早期対応につなげるとともに、多様な状況に応じたサポートを行う」とあり、その中の教育支援室運営事業で教育支援室「ほっとすてっぷ」、ハートフルフレンド、サテライト教室、校内支援室といった種類の違うサポート体制をしいて、今年度からはモデル校で校内サポートルームエリアを設置して効果検証を踏まえ、広げていくという事です。

また、2026年4月開校予定の、学びの多様化学校は全国でもまだ少ない不登校児童生徒のための中学校、「児童生徒の実態に配慮した特別の教育課程を編成して教育を実施することができる不登校特例校」を開校することは、増え続ける不登校児童生徒のための新たな学びの選択肢として大いに歓迎すべきものです。

 教育委員会職員も全国の先進事例を視察することなどで、調査研究されています。何事も全く新しい大規模な事業を行うことは大変なことであり、様々な試行を伴うと思いますので、教育委員会の方々には敬意を表するものですが、学びの多様化学校の概要についてお聞きした中で、給食を実施しない方向であることが説明されました。

 しかし、不登校特例校であるから一斉に給食をとることが困難であるということだけでは、市が施策評価に掲げる「健やかな体づくり」の目的にある「児童生徒の体力向上を図るとともに学校給食などの活用による食育の推進に取り組む」ことに矛盾するのではないでしょうか。保護者の方の負担軽減の観点からも、2023年1月から開始された中学校給食との公平性の観点からも、「学びの多様化学校」において給食の実施は必要なのではないでしょうか。

 

おたずねします。

 

Q1 給食を行わない方向に議論が傾いていると思いますが、これまでどのような議論がされたのですか。

 

答弁要旨

 学びの多様化学校は、不登校児童生徒の実態に配慮した特別の教育課程を編成して教育を実施できる学校という特徴を持つ中、学校給食の実施についても、不登校児童生徒の置かれている様々な状況を考慮し、よりよい方法を模索するため庁内で協議してまいりました。

 学校給食は、児童生徒の健康の保持増進や食育、また、保護者の負担軽減の観点から異議があるものと理解しており、そのため、本市の小中学校においては現在、学校給食を実施しているところです。

 他方、学校給食は決められた時間に決められたものを食べる必要があり、時間的な制約が生じるものであることや、他者と一緒に食事をとることに対する不安への対応が難しくなること、また、その都度、給食を食べるかどうかを生徒自身に確認を行うこととなり、それらのことにより生徒に心理的負担が生じる状況が想定されます。

 そうした学校給食のメリットとデメリットを考慮した上で、出来る限り行動の制限や心理的な負担を低減させた方がよいとの考えに至り、今のところ、学校給食法に基づく学校給食は実施しない方向とする一方、保護者の負担軽減も考慮しながら、生徒個々のニーズや状況に応じて昼食がとれるような環境体制づくりを目指し検討していくこととしております。以上

 

おたずねします。

Q2 給食をしないことを前提にするのではなく、当事者である子どもたちや保護者の方の声を聞いた上で、決めていくべきだと思いますがいかがですか。

 

答弁要旨

 学びの多様化学校の設置にあたり、不登校児童生徒に関わる方々から直接意見を聴取するため、今月9日に不登校の子を持つ保護者等を参加対象者とした市長との車座集会を予定しております。

 また、今後、ほっとすてっぷ等の不登校支援の場において、児童生徒からも学びの多様化学校に関する意見を聴くことを検討しているところであり、その中で昼食の摂り方に関しての子どもたちや保護者の意見も検討材料として学びの多様化学校づくりに生かしてまいりたいと考えております。以上

 

  • ひきこもり等支援事業について

事務事業の「ひきこもり等支援事業」の目的として、「ひきこもりやごみ屋敷問題、多頭飼育問題等で、支援に拒否的であったり、課題に気づいていない当事者を必要な支援につなぎ、本人の自己肯定感・社会性の育みや、自立の促進を図る。また当事者の家族へ必要な支援を行うことで、家族の福祉の増進を図る」とあります。

私はこの間、ごみ屋敷問題で困っている地域の方からの相談を受けました。1つは独居老人の方で生活保護の利用者でしたが、排泄物や猫の死骸など様々な異臭が立ち込める老朽住宅にお住まいの方でしたが、サービス付き高齢者向け住宅に入居して急転直下解決しました。

もう一人の方は現在進行形で、猫の多頭飼育状態と共に、2018年の台風21号の影響で老朽家屋の2階部分の天井が抜け落ちたままの状態が長年放置されている家屋で、近年毎年のように発生する風水害のたびに、外壁部分をはじめ様々なものが周囲に飛散し、非常に危険な状態になっているが、一向に本人が改善する気がないという近隣住民の方からの相談でした。ここも一人暮らしの方ですが、周囲と溶け込めない、孤立した状態になっていて、頑なに家の修繕や整理を拒んでいるようです。

 

おたずねします。

Q3 昨年度の本市における、いわゆるごみ屋敷の認知件数と解消件数、未解消件数を教えてください。

 

答弁要旨

 昨年度、しごと・くらしサポートセンター等において、生活に困窮する方々からの様々な相談をお聞きする中で、17件のごみ屋敷に関する相談がございました。

 これら17件のうち、2件についてはごみ屋敷状態の解消が確認されておりますが、他の15件については未解消状態となっております。以上

 

 

環境省の調査で、ごみ屋敷は2018年度~22年度の累計で、全国で5224件に上っています。しかし、解消を直接の目的とした法律や国の制度はなく、国から自治体への通知もありません。ですから、この問題に関わる行政職員は様々な試行錯誤をしながら、暗中模索であると思われます。

総務省では「ごみ屋敷条例」を独自に定めて指導や支援を行っている自治体など、人口10万人以上の30市区を選び181の事例を調査しました。その結果、周辺に悪影響が及んでいたのは149件(82.3%)。うち未解消は119件(65.7%)で、主な理由として「居住者から理解を得られていない」が最も多く97件。そのほか「居住者が解消を望んでいない」が69件、「家族・親族の協力が得られない」が18件となっています。居住者の約7割が認知症や精神疾患、生活困窮など健康面や経済面の課題を抱えていることも明らかになっています。

おたずねします。

Q4 昨年度の未解消事案の理由について教えてください。

 

答弁要旨

 ごみ屋敷事案は、認知症や精神疾患等により、自らが支援を望まないケースが多く、ごみ屋敷解消に向けて、まずは、対象者との関係性の構築など、時間をかけた支援が必要となります。

 そのため、専門職によるアウトリーチなど信頼関係の構築を粘り強く進めておりますが、対象者の方から理解を得るまでにいたっておらず、こうしたことが未解消事案の主な理由であると考えております。以上

 

先の調査の中で、自治体の環境部や福祉担当部局などが連携し対応した89件の解消率は約4割で、「複数部署が重層的に関わることで解消率が向上」といった意見があり、また、医療機関や社会福祉協議会などが連携し、生活課題を抱える人を公的支援へつなぐ専門職「コミュニティーソーシャルワーカー(CSW)」による見守りや声掛け、介護保険法に基づく地域ケア会議を活用した対応事例もあるということです。

 

おたずねします。

Q5 市では、包括的な支援体制の中で、ごみ屋敷問題にどのような体制で取り組んでいますか。また、その中でぶつかる課題は何ですか。

 

答弁要旨

 本市では、ごみ屋敷問題をはじめ複雑・複合化した課題の早期把握と様々な課題の包括的な支援に取り組む重層的支援を進めております。

 その中で、地域の身近な相談窓口である地域振興センターや社会福祉協議会と連携し、ごみ屋敷の早期把握につなげるとともに、重層的支援推進担当の開催する支援会議等において、都市整備局、経済環境局等のごみ問題に関連する部局や弁護士、地域住民などの様々な支援関係者が課題解決に向けて連携する体制を構築しております。

 しかしながら、先ほどもご答弁申し上げました通り、ごみ屋敷事案は、認知症や精神疾患等により、自らが支援を望まないケースが多く、課題解決に向けては長期的なかかわりが必要となることが課題と考えております。以上

 

全国では、京都市や大阪市、関東では東京都世田谷区など、まだ少数ですが、ごみ屋敷解消を目的とした条例が制定されています。

 

 おたずねします。

Q6 ごみ屋敷条例制定のメリット、デメリット、また制定の是非についてどのように考えますか。

 

答弁要旨

 議員お尋ねの環境省等の調査で言及されている、いわゆる「ごみ屋敷条例」を制定するメリットとしましては、先行自治体にも確認しましたところ、関係部局の意識醸成に加え、対象世帯を明確化することにより、関係者によるアプローチがしやすくなることで、迅速な対応が可能になると聞いております。

 一方、デメリットとしましては、条例の対象とならない世帯への支援が希薄化してしまう可能性もあることが想定されます。

 根本的な解決のためには、ごみの問題そのものを解決するだけでなく、精神面や生活面での課題など、対象世帯が抱える複合的な課題にも対応する必要があることから、本市では条例の制定ではなく、多機関協働による重層的支援の枠組みにより、解決に向けた支援に取り組んで参ります。以上

 

 

  • 市内経済の活性化について

新型コロナの感染症法上の位置づけが5類から2類に移行されて、1年半近くなりました。しかし、大手企業はいざ知らず、地域に根差した市内の中小零細事業者の経営とくらしは依然として厳しい状況に追い込まれています。コロナ禍の時期には国の持続化給付金、県の時短営業協力金などが行政予算から手当されていましたが、むしろコロナ禍が明けてからの、円安等などに起因した未曽有の物価高騰により飲食店、小売店をはじめとした市内中小零細事業者は大変な状況に追い込まれています。「お客がいっこうにもどらず、週に3日しか店を開けていない。その他の日はパートに出てる」というスナック経営の方、「コロナの最中にもらった給付金を少しずつ取り崩して何とかやってきたがもう限界」と悲鳴をあげる居酒屋店主。

 切迫した市内業者の声に耳を傾けることが今求められているのではないでしょうか。

 

おたずねします。

Q7 市は毎年、事業者訪問を一部行っていますが、一万以上ある市内事業者の状況を把握するための悉皆調査をおこなうべきだと思いますがいかがですか。

 

答弁要旨

 事業所の現状把握につきましては、市内事業者の景況感等を把握するため、四半期ごと(年4回)に、様々な業種や規模の事業者を対象に「事業所景況調査」を毎年実施することに加え、勤労者の労働条件を把握するため、同じく毎年実施している「労働環境実態調査」においては、適宜小規模事業者も対象として実施しています。

 また、その他にもコロナ禍における企業活動への影響調査など、時宜にあった特定テーマを設定し、アンケート調査を実施するとともに、調査結果の課題や本市産業に関する実態を把握するため、企業訪問による現地調査も実施しているところです。

 そうした中、限られた人員や予算の中で悉皆調査の実施は難しい状況ですが、引き続き、企業訪問等に加え、禁輸機関等が実施するアンケート調査も参考にしながら、市内事業者の現状把握を行い、効果的な産業施策の構築につなげてまいります。以上

 

稲村前市長時代の2019年、産業基本条例にもとづく産業振興推進会議の1部会として、市内中小事業者の団体、商店連盟や地域の企業などで連絡会議がつくられました。

座長に関西学院大学の佐竹教授をむかえ、1度だけ中小企業センターで開催されました。この会議には、当時私も勤めていた中小業者団体の尼崎民主商工会もそのメンバーに入っていて、会長と共に参加した記憶があります。当時のデフレ不況のもと、中小業者の営業と暮らしを集めたアンケート調査の結果をお示しし、稲村前市長は「今日みなさんから出された要望や実態は非常に参考になった。市の経済施策に生かしていくためにも、今後も会議を開催していきたい」と、会議の終わりに言っていました。  

しかしその後、座長の佐竹教授が急逝したこともあったためか、2回目以降は開かれないままに時が過ぎて今に至ります。

 

おたずねします。

 Q8 前市長時代から中断している、市内の小規模企業・事業者が集い、商工業施策にいかすための連絡会議の再開を求めますが、いかがですか。

 

答弁要旨

 本市において事業所全体の9割以上を占める中小企業・小規模事業者は、地域経済における重要な役割を担っていると認識しています

 また、議員ご紹介の連絡会議につきましては、常設の会議体ではなく、「ヒトについて」というテーマで、1度、開催したものであり、現時点で開催する予定はございません。

 一方で、連絡会議という形ではありませんが、これまでから、市職員が書く団体との意見交換会に出向くとともに、産業団体が主催する会合に市長も参加させていただく中、事業者や団体と、課題の共有に加え、本市産業施策に対する意見交換を行っているところです。

 今後につきましても、市職員による企業訪問の充実に加え、市長・副市長が企業を訪問し、直接、生の声をお聞きするなど、引き続き、課題など現状把握を行う中、効果的な事業者支援に取り組んでまいります。 以上

2024年10月 決算特別委員会 川﨑としみ議員の総括質疑と当局答弁要旨

【子どもの医療費助成について】

市民意識調査で、本市にこれからも住み続けたいと回答した市民の割合が85.9%、その理由として尼崎市への愛着、買い物などの利便性、地域とのつながりが評価されています。一方で住み続けたくないとの理由としては、ルールマナー、子ども子育て支援、防犯が挙げられています。単身世帯および2人世帯がファミリー世帯になっても、本市に住み続けたいと感じてもらえる街づくりが必要とは、誰しも思うところです。

子育てをしやすい街だと感じている市民の割合は、51.2%前年比+0.8%ほぼ横ばいで推移しています

こうしたデータから見ても、ファミリー世帯定住のために1丁目1番地に取り組むべき課題は、医療費助成事業、18歳までの子どもの医療費を所得制限なしで無料化にする制度だと思います。

子ども医療費助成制度は、2021年・22年・23年(令和3・4・5年)と助成金額を約1億円・3億円・5億円と事業費をのばしてきました。そして医療費の2割負担が→所得別にゼロ円とか、400円とか、800円と減り、市民に大変喜ばれ、また、多くの市民が救われていると思います。

 

Q .1 実際にこのこども医療費助成制度の件数は、2021年以来、どのように推移していますか?また受診する診療科目の変化について、どのような特徴があるのでしょうか?

答弁要旨

 乳幼児等医療費助成事業とこども医療費助成事業を合わせた年間総助成件数につきましては、拡充前の所得制限があった令和3年度は約52万件でしたが、制度拡充後の令和4年度は約63万件、令和5年度は約78万件と増加しており、この伸びについては、制度拡充以外の全国的な医療費の増加分も加味されております。

 次に、受診する診療科目の変化につきましては、医科・歯科・調剤のデータを見ますと、令和3年度から令和4年度には医科120%、歯科116%、調剤123%と全体的に助成件数が増加しており、令和4年度から令和5年度には医科121%、歯科111%、調剤134%と更に全体的に助成件数が増加している状況であり、調剤の伸びが他に比べて少し高い伸びを示しております。以上

 

歯科の受診が増えていると思います。歯科の先生は口の中に貧困やネグレクトがあると言われます。お金がなくて歯を治せない、兄弟でもらった薬を分けているなどのことが、解消の方向に向かっているのではないでしょうか。

 

Q .2 市は歯科の受診が増えていることを、どのように評価されていますか?

答弁要旨

 先ほどご答弁申し上げましたとおり、令和3年度から令和4年度、さらには令和5年度と歯科も含めて全体的に助成件数は増加しております。

 この要因としましては、これまでの制度拡充に伴い、医療費の負担が軽減されたことにより、必要な時に安心して受診できるようになったことによるものと認識しております。以上

 

さらなる支援策の強化が必要だと思います。

 

Q .3 18歳までの医療費完全無償化にするためには、どのくらいの予算が必要とされるのでしょうか?

答弁要旨

 子どもの医療費助成制度について、18歳までを完全無償化にする場合、完全無償化をしている未就学児を除き、小学生及び中学生の無償化に約1億8千万円、高校生の無償化に約3億2千万円必要となり、合わせて約5億円の財源が必要になると試算しております。以上

 

一気に実施すべきだとは思いますが、今の財政状況からはすぐには無理となるのであれば、段階的にどのように進めていくのでしょうか。

 

Q.4 段階的に実施するとなれば、どのような展開をめざしているのでしょうか?

答弁要旨

 先ほど答弁いたしましたとおり、現在、診療科目ごとの実績も含め、受診頻度や事業費の変化・推移など、その効果や影響について、検証を進めています。

 一方で、完全無償化は、経常的に多額の財源が必要となるため、制度の持続可能性について留意が必要であると考えております。

 そのため、制度拡充にあたっては、先に申し上げた検証結果に加え、制度の持続可能性を考慮するほか、ライフステージごとの子育て世帯の家計負担の状況や、すでに実施している各種支援策とのバランスなど、様々な視点で検討し、できるだけ早期に拡充策を明らかにしてまいります。以上

 

ぜひとも子育てしやすい街、当面は兵庫県下で、他の市町とそん色のない他の市町並みにしていただきたい。早期の取り組みを求めます。

 

【上下水道事業へのPPP/PF I手法の導入について】

 

市は、2027年(令和9年)より、下水道事業の一部をPPP/PFI化しようとしています。国は補助金助成で、国の政策を強引に自治体に押し付ける政策を実行してきており、それが市民の暮らしに真にプラスになるのか、慎重な検討が必要だと思います。

またこれまでも、様々な分野で事業の民営化が急速に進んできたことに対し、市民サービスに直結する公共事業を見直す取り組みがはじまっています。イギリス・欧州では上水道の民営化は公共に戻す等のことが行われ、日本では「公共を取り戻す」スローガンのもとに、いくつかの自治体でも民営化の見直しが始まっています。

本市でも、アウトソーシングの実効による課題として、市職員のノウハウの損失、災害時の対応、コストの妥当性といった問題点をあげています。

 

Q .5 これらの課題について、どのような検証を図り、事業計画を作っていくのかお答えください?

 

答弁要旨 

PPP/PFIは公共施設の整備・運営に民間事業者の創意工夫等を活用することにより、効率的かつ効果的なサービスを実現する手法であり、本市の下水道事業におきましても、施設の老朽化や技術職員の不足が懸念されるといった課題を抱える中、国が推進する官民連携方式である「ウォーターPPP」の考えを踏まえた上で、当該方式の導入を計画的に進めるものです。

 この手法の導入にあたっては、公営企業局内に設置する検討会議で議論を重ねるとともに、下水道事業や民間事業者の動向、また、コスト分析などに高い知見を有する事業者への導入検討業務の委託などを通じ、職員のノウハウの蓄積、災害時の対応や導入コストなどの課題につき、十分に精査した上で導入に向け検討をしてまいります。 以上

 

 

今後、補助金がでるから、PPP/PFI化で事業の民営化を進めることにはもっと慎重になるべきだと思います。絶えず検証し、立ち止まって評価を行い、問題解決のために何をなすべきか考察すべきと考えます。

能登の地震の際、公務員が現場にいなくて、受援体制が整わず、復興に遅れが生じている現状に私たちは遭遇しています。

 

先に実行ありきでの進め方は改めるべきです。また国に対してPPP/PFI化の事業でなければ補助金を出さないという、国の強引な政策誘導に自治体の主体的な判断で取り組みが進められるよう、こうした制度を見直すべきだと主張することも大事ではないでしょうか。

 

Q.6 全国市町村会等を通じて、施策誘導につながるひも付きの補助金制度はやめるよう申し入れるべきです、市の考えは?

 

答弁要旨

 下水道事業における、いわゆるウォーターPPPは、増大する施設の老朽化への対応や、技術職員の不足か懸念される課題が全国的となる中、国において、新たな官民連携方式として示されたものです。

 また、国は、このウォーターPPPの導入拡大に向け、下水道事業の汚水管の改築に係る国庫補助採択について、この官民連携方式の導入が決定済みであることを、令和9年度以降に採択要件化することとしております。

 本市としましては、下水道事業の持続可能性が懸念される課題に対し、国が示す「ウォーターPPP」の導入による効果の発現を期待するところであり、ご指摘の補助金の採択要件化の廃止を申し入れる考えはございません。以上

 

【公立保育所の役割について】

1)待機児童対策について

保育所の待機児童数は2019年236人が2023年11人まで減少しました。しかし、隠れ待機児童と呼ばれる、保育所を希望していながら、実際には様々な理由で、保育所に入所できていない子どもの数は、2020年895人、2021年865人、2022年607人、2023年597人、2024年530人となっています。やや減少傾向となっていますが、いまだに530人というのは、大変大きな数字だと思います。

 

Q .7 直近の隠れ待機児童の状況は、どうなっていますか?

 

答弁要旨

 保護者が育児休業中で早期の副食を希望しない者や、特定の保育施設等を希望している者など、国の待機児童の定義には該当しない、いわゆる未入所児童数につきましては、令和6年4月1日時点では530人、現在把握できる直近のデータの令和6年8月1日時点で780人となっております。以上

 

2)ゼロ歳児の定員割れ問題について

待機児童対策のために昨年度は3カ所民間園を増やして228人の定員増、来年度はさらに4か所増やして360人の定員増を図ろうとしています。しかし実際には、民間園では定員割れという問題が発生しています。特にゼロ歳児で極端な定員割れといった問題が発生しています。民間園では4月当初から、定員に基づく職員の配置を行っていますが、実際に定員が充足されるのは10月ごろになってしまう、結果人件費がますます民間保育園の経営を圧迫しています。年度途中で職員を募集してもなかなか職員が集まらないからと、4月から職員体制を整え苦労されています。

ある保育園では、昨年はゼロ歳児の定員7人に対する、定員割れは4月が2人、5月が一人だけでしたが、今年は4月から7月まで5人、8月も4人、9月も3人とあり、年度中に定員7名を満たすことは難しい予測となっています。結果その分だけ子どもの委託費は一人当たり月額で215,120円減少しています。今年度10月以降2名の定員割れが続くと想定しても、年間でマイナス9,680,400円減収になるということです。

 

Q .8 このような実態について、市はどのように把握されていますか、数字をつかんでいますか?

 

答弁要旨

 各法人保育施設における保育士の配置につきましては、年齢ごとのクラス単位での詳細な状況までは把握しておりませんが、市に対して「保育士等配置状況確認書」を毎月ご提出いただく中で、入所児童数に対して保育士数の充足状況を把握しております。

 また、法人保育園等におきましても、保育士を募集しても、必要な時期に必要な人材を確保することが困難なため、年度途中の入所児童数を見越した保育士数を年度当初から確保することが人件費の増加につながり、少なからず経営に影響を及ぼしていることについて、法人保育園会からお聞きし、補助金創設のご要望もいただいております。以上

 

Q .9 また、ゼロ歳児が年度当初から少なくなってきている、その原因はどこにあると思いますか?

Q .10 大阪市のような市独自の支援策を構じる考えはありませんか?

 

答弁要旨

 議員ご指摘のとおり、大阪市では0歳児は育児休業SY風良悟からの途中入所が多く、保育施設においては年度途中における保育士確保が困難であることから、年度途中の入所を見越し、年度当初から保育士を配置している保育施設に対し、その間の保育士の人件費を助成する「0歳児途中入所対策事業」を実施しております。

 本市におきましても、育児休業制度の拡充等により、大阪市と同様に年度当初の0歳児の利用が少なくなっておりますが、年度当初から年度末にかけて順次、保護者の産後休暇や育児休業が終了するなど、年度途中において利用希望者が増加している状況です。

一方で法人保育園や認定こども園の入所児童数については、令和6年4月時点でも利用定員に対する平均入所率が100%を超えており、依然として保育ニーズが高い状態で推移しております。

 また、今後もしばらくの間は保育ニーズの増加が続くと見込んでいることから、一時的な0歳児クラスの定員割れに対する補助制度の創設は現時点では考えておりませんが、いずれ迎える少子化の影響等も見据えながら、持続的に法人保育施設の運営が確保できるよう保育行政を進めてまいります。 以上

 

こうした状況下で、市に対してすでに法人保育園会から要望も届いていると思いますが、大阪市などで行われているような支援が求められています。大阪市では、保育人材確保策として、0歳児の途中入所に対応するため、1歳児保育士配置基準を改善するための人件費助成が行われています。年度途中の入所を見越した保育士を配置する保育施設に対し0歳児が入所するまでの間(4月〜9月)、0歳児一人当たり140.400円の助成が行われています。

 

 

3)障害児対策 公私間格差

障害児やグレーゾーンにいる子どもたちが保育園、公立の保育所に入所しづらい状況が出てきているのではないでしょうか。またこうした子ども達の受け入れが、公立と民間で大きな差が生まれています。

私たちはかねてより公私間格差の解消を訴えてきました。2022年の9月議会で真崎一子議員が、また昨年の3月予算委員会の総括質疑では、松澤議員が質問しています。障害児保育事業補助で、現在障害児1人に月74,140円の加算がされていますが、この単価は20年以上変わっていません。障害をもつ子どもの対応には保育士がつきっきりで当たる必要があり、公立保育所では障害児2人に1人の保育士が加配となっていますが、法人園では障害児一人につき74140円ですから賃金べ一スにすれば障害児3人に保育士1人の加配となり、明らかに公私間格差があると思います。と質問しています。

【資料23年3月予算 松澤議員の総括質疑 答弁】

公立保育所におきましては、概ね障害児2名に対し保育士1名とする配置を標準としております。一方、法人保育施設においては、加配保育士の有無にかかわらず、法人保育施設からの申請等に基づき、市において障害児として判定された児童1人当たり、月額74,140円を補助する制度を活用し、障害児保育に対応されています。障害児若しくは気になる児童の態様も様々であり、その実情に即して各法人保育施設において、保育士の配置がなされるなか、一概に公私間格差があるとの認識はございませんが、障害児若しくは気になる児童が多数在籍していることは認識しており、障害児保育推進の観点から、今後もよりよい保育士確保策を検討してまいりたいと考えております。

 

昨日の維新の会の別府議員の質問にも答えられていると思いますが、お尋ねします。

 

Q .11 民間への助成を公立並みに引き上げることは、なぜできないのでしょうか。いつから実行されるのですか?

答弁要旨

 法人保育施設障害児保育事業補助金につきましては、昨日、別府議員にご答弁した内容と重なりますが、加配保育士の有無にかかわらず、市が障害児として判定した児童1人当たり、月額74.140円(年額889.680円)を補助する制度で、保育に必要な経費として人件費だけはなく、研修費や設備購入費等も補助対象としております。

 このような中、保育現場の法人保育園会からも補助制度の充実を図るよう要望を受けておりますこと、また、補助額につきましても、地方交付税により財政措置された平成15年度以降、単価額を設定して約20年にわたり変更していない状況でございます。そのため、阪神間の各自自治体の水準、昨今の物価高や人件費の高騰、保育現場のニーズ等の状況や「尼崎市就学前教育ビジョン」に基づく私立幼稚園等への新たな補助制度の内容を踏まえた上で、よりよい障害児保育の環境整備につながる制度の在り方を検討してまいりたいと考えております。以上

 

公立といえども障害児や障害を抱えていると思われる子ども達が、入所待ちといった状況が生まれています。

 

 

今後、事業計画の次期策定、公立保育所の今後の基本的方向についての見直しや時期公立保育所の民間移管計画の検討などが行われようとしています。現実との乖離、見込み違いが生まれないような、充分な対策を講じてほしいと思います。

 

以上で日本共産と市議団の2023年度決算、施策評価等に対する総括質疑を終わります。ご清聴ありがとうございました。

 

 

2024年9月予算特別委員会 まさき一子議員による反対討論

【小児慢性特定疾患 医療費受給証とマイナ保険証との連携
 不安は払しょくされていません】

 日本共産党議員団の真崎一子です。
団を代表して、議案第73号一般会計補正予算第5号の小児慢性特定疾病対策事業費について反対討論をします。

小児慢性特定疾病(以下小児慢特といいます)は、医療費助成の対象となる指定難病であり、その疾病数は788疾病あります。

 今回、議会で審議されました議案73号は、医療費受給資格をマイナンバーカードで確認するためのシステム改修を行う医療機関、薬局に対して改修に係る費用を補助するためのもので、1800万円が計上されています。
対象者は本市内で470人ということです。

2022年6月に難病・小児慢性特定疾病の診断情報など、厚生労働省より研究者に提供したデータファイルに、本来削除されるべき個人情報、氏名、生年月日、住所等、延べ5640人分が含まれていることが判明しました。
厚労省の職員による情報を消し忘れた人的ミスによるものでした。
個人特定され、受給者証が原則マイナ保険証と連携されることに対し、患者団体からは不安の声があります。

 医療機関の窓口で確認できるのは指定難病の有無だけで、病名はわからないようにされていますが、マイナ保険証では患者の個人情報保護と安全管理措置を十分に行い、難病への偏見や差別等につながらないようにすることが必要です。

 また小児慢特は、回復困難な重度の疾病が多くあり、治療上のトラブルで命を脅かすこともあります。
 医療機関の機器の不具合や停電などの際には、マイナ保険証による診療受付に支障をきたすことも予測され、システムトラブル等による他人の情報が紐づけられた場合、投薬・治療情報の取り間違いによる疾病の憎悪、アナフィラキシーショックの発症など重大な医療事故につながる危険性があります。
難病・小児慢特受給証とマイナ保険証とをデータに連携させることは慎重に行うべきです。

 よって議案第73号 一般補正予算の小児慢性特定疾病対策事業費については反対します。議員のみなさんのご賛同をお願いしまして反対討論を終わります。