東京・渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている
「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」が紹介されています。
だるまちゃんシリーズやからすのパンやさんなど、
ご存じの方はとても多いのではないでしょうか。
この展覧会では青年期の絵画や創作の原点となった紙芝居などを集めます。
かこさとしさんは自然科学、建築、身体、昔話など、多方面の知識をお持ちで
多方面にわたって絵本、紙芝居に生かしています。
写真の「秋」は紙芝居の1シーン。
戦争末期、病気で入院中だった作者は撃墜された友軍機から飛行士が脱出するのを目撃します。
しかし、落下傘は開かず飛行士はそのまま墜落。。。
戦争への強い怒りがこめられた作品です。
作者が30年がかりで手を入れながらも、生前は刊行されなかった「秋」。
『勝っても負けても戦争では人が死に、傷つき、生活がめちゃくちゃになってゆく。だれがいったい、戦争で得をするというのだろう』
『青い空や澄んだ秋晴れは、戦争のためにあるんじゃないんだ』
かこさとしさんが「伝えたかったこと」を改めて見つめなおしたくなる展覧会です。
9月4日まで。
このほかにも…
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などなど盛りだくさんの36ページ!
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