演劇そのものが平和活動 岡本健一さん(しんぶん赤旗日曜版より)

ジャニーズ事務所の男闘呼組メンバーとして活躍されていた岡本健一さん

舞台俳優として今、活躍しています。

今回、劇団民藝の特別公演「破壊」(原作 島崎藤村)を演出します。

7月24日号の「しんぶん赤旗日曜版」では3面の一面を使って

彼のインタビューを掲載しています。

「破壊」の舞台は戦前の山村。青年教師の丑松が父親の「出身地は絶対に隠せ。言ったら生きていけなくなるぞ」という訓戒や出自に苦しみながら成長する姿を描きます。

岡本さんは「台本の1ページめのこのセリフから心を持っていかれました。」「こんな差別が日本に存在したという事実と、それに向き合う人びとの生き方が描かれていて、ひかれました。」と話します。

また、今回の戯曲は抽象的な演出でいつの時代かわからないものにします。

「戯曲は時空を超えられる。世界が人種、国籍、性別などの差別・偏見をなくそうと声をあげている時だから、共通する部分があると感じるんじゃないでしょうか。」

岡本さんは、周囲に差別や偏見で困っている人は周りにいる、と言います。

「まず、多くの人たちがそんな状況をおかしいと思わないとダメじゃないかな。」

 

20代の頃から民藝の奈良岡さんと知り合い、ずっと入れてほしいとお願いし、やっと40代で民藝の舞台に立つことができました。

奈良岡さんが秘密保護法が決まるころ「これを許していけば、芝居のせりふまで変えられちゃうかもしれないのよ。」と語ったそうです。

岡本さんは「演劇をすること自体が平和活動だと思っています。」

「今、演劇ができるのも日本が平和であるからこそ。そう考えた時、誰もが戦争を体験しなくてすむようにしなきゃいけないと思います。」と語ります。

魅力的な演劇人です。

 

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