8月30日市民こんだん会を開催します

改選後、初の定例会、九月議会と決算委員会がまもなくはじまります。
それに先立ちまして、市政の動きをお伝えし、市民のみなさんと意見交流をしたいと思っています。

どなたでもご参加いただけます。お気軽にお越しください。

ウクライナでの「和平」は公正であれ!

「停戦せず領土交換も」

ウクライナ・欧州首脳に 米トランプ大統領主張

 トランプ米大統領は18日、ウクライナのゼレンスキー大統領や欧州首脳と会談し、ロシア侵攻を巡り協議しました。
トランプ氏はプーチン大統領と電話で「領土交換」に言及し「停戦は不要」と発言しました。
ゼレンスキー氏は停戦の必要性を主張し、領土問題は自らとプーチン氏の間で解決すべきと述べました。
欧州各国は停戦とロシアへの圧力強化を訴えました。トランプ氏はロシアとウクライナ首脳会談を調整し、その後自身を交えた3者会談開催に意欲を示しました。

ウクライナ 「公正な和平」追求こそ

日本共産党の主張

 ウクライナでの和平を巡りこの間、米ロ、米ウクライナ、米欧州諸国の間で一連の首脳会談が行われてきました。日本共産党はロシアによるウクライナ侵略を断固非難するとともに、和平に向けては以下の3点を主張してきました。

 第1に、外交による問題解決の重要性です。志位和夫議長は昨年8月のベルリンでの国際会議の場でも、国際社会に和平協議に道を開くあらゆる努力を求めることに強く賛同を表明しました。

 第2に、和平交渉を公正な和平につなげることです。和平は、国連憲章、国際法、ロシアによる侵略を非難し即時撤退を求める国連総会決議に基づく、公正な和平であるべきです。

 第3に、公正な和平を達成するには、何らかの停戦の合意から一定の時間も段階も必要となる場合があるということです。犠牲を止めるために停戦をという要求は当然ですが、公正な和平の実現という目的をあいまいにしてはなりません。

 ウクライナや欧州諸国はまず停戦をと主張しています。トランプ米大統領は一挙に和平による終結といい、プーチン大統領も同様の姿勢を示しています。
これでは領土などを巡る不公正な取引で公正な和平への道が閉ざされてしまう危険も指摘されています。

 

井戸端会議で日本のコメを語る~

「テレビでトランプさんの話を聞いたけど、なんだか日本がお米の交渉でアメリカに負けちゃったみたいね。合意文書もないまま関税とか解釈が違うって話で、ずさんだって言われてるみたい。」

「ほんと、ずいぶん適当よね。そもそも、国際ルールを無視して一方的に交渉破棄したなんてびっくりよ!何を要求されるかわからないし、不安だわ。」

「そうそう、日本の農業にも影響が出そうで心配よね。石破さんが『農業を犠牲にする内容はない』って言ってたけど、発表内容が全然違うのよね。」

「ねぇ、ミニマムアクセス米って、そもそも何なの?」

「あ、それはね、国際的な貿易ルールに基づいて、日本が最低限輸入しなきゃいけない外国産のお米のことなのよ。1993年のウルグアイ・ラウンドっていう交渉で決まったんだって。」

「なるほど。日本が米を守るために決めたルールだけど、それでも輸入はしなきゃいけないってことなのね。」

「そうなの。でも、輸入される米は主に加工食品とか飼料として使われることが多いんだけど、それでも国内のお米農家に影響が出ちゃうこともあるみたい。」

「やっぱり、日本の農業基盤が弱ってきてる理由の一つかもしれないわね。」

「それに、日本の発表ってなんだか曖昧で。『コメは国内の需給状況を見て必要なら輸入する』とか言ってるけど、アメリカはすごく具体的に『75%輸入増やす』とか『これだけの額を輸入する』って言ってるの。」

「ほんと、それ聞いたら、日本がだいぶ譲歩してるみたいじゃない。おまけに、日本はコメに700%の関税かけてる(怒)なんてトランプが言ってるけど、あれって事実じゃないわよね。」

「実際、20年以上もミニマムアクセス米って輸入してるのが、国内の農家を弱らせてるのよ。75%も輸入量増やしたら、それこそ国産のコメが押されちゃうわよね。」

「ほんと、最近の『コメ騒動』でも政府が緊急輸入を言い出したりして、安易すぎるわよね。何かあれば輸入すればいいって、その場しのぎばっかり。」

「結局、トウモロコシとか大豆もほとんど輸入に頼ってて、日本の食料自給率がますます下がるじゃない。アメリカに頼りっぱなしで、食料安全保障なんて言えないわよね。」

「それに比べて、日本がアメリカに輸出するものには、新たに関税がかけられるなんて、なんだか一方的で不平等よね。」

「ほんとね、こういう理不尽な合意に対して、ちゃんと『ノー』って言える政治が必要なのよね。これからの農業の未来を考えると、もっとしっかりしてほしいわ。」

 

2025.8.18しんぶん赤旗「主張」欄を参考にしました

高校野球 差別を許さない!【京都国際高校へのヘイト発言に思うこと】

昨年も、勝ち進むに連れて悪意に満ちた投稿が増えていきました。
夏の高校野球甲子園大会を制した京都国際に対して。

韓国系の民族学校が前身の同校は2004年に国際人の育成を教育目標にして開校。今も校歌は韓国語です。SNS上で広がった誹謗(ひぼう)中傷は、民族差別をふくんだヘイトスピーチでした。それは今大会でも。

連覇をめざし準々決勝に進んだ京都国際。それとともに差別をあおる投稿が相次ぎ、監視していた京都府や市によると、14日までX(旧ツイッター)には同校に関する投稿が2千件以上あり、そのうち「朝鮮に帰れ」などの悪質なものには削除要請を出したといいます。

その後も「早く負けろ」「誰か倒して」といった投稿は続き、選手たちの心にも影を落としています。昨夏の大会も経験したエースの西村投手は3回戦の試合後、球場全体が相手を応援する雰囲気を感じ「嫌われているなって思った」とこぼしています

こうした問題に対して、大会を主催する高野連や朝日新聞社から明確なメッセージが伝わってきません。今大会は広島・広陵が暴力問題で期間中に出場辞退となる異例の事態も。差別や暴力を許さず選手を守るという毅然(きぜん)とした態度をもっと示すべきではないか。

京都府の人権啓発推進室は「ヘイトスピーチは個人の尊厳を破壊する許されない行為」だと
投稿には差別反対や多様性の尊重を訴える声も多い。
スポーツ、そして教育の一環であるはずの高校野球。汗と涙の感動物語では済まされません。

以上はしんぶん赤旗 2025.8.18 潮流 より…

 

差別やヘイトを振りまいている人たちは、英語の歌詞をもつICU高校や近江兄弟社高校が出てきても、同じように口汚く罵るのでしょうか。たぶんしないでしょう。
歌詞がハングルであることで憎悪の意識を持つ自らの強烈な差別意識が、逆の立場として自分に向けられたら?という想像力はカケラも持ち合わせていないのでしょうか。

 甲子園球場で白球を追いかけている生徒たちを差別やヘイトの対象としてみる醜い人達がまるで大勢かのような報道がなされています。しかし、昨年の決勝戦でも現場のスタンドでは熱戦を楽しむ観客たちによる拍手と応援が絶えなかったとも報じられていました。両校の選手たちにスタンドも温かい拍手を送り、
応援する姿も含め、スタンドの雰囲気には差別的な側面が必ずしも感じられなかったようです。

SNSの話題やトレンドがあたかも「国民の声」だと勘違いされることが多いのですが、SNSを「読んでいる」人は多くても「発信」している人はごく一部だと思われます。
翻弄されず、冷静にSNSを見る目を持ちながら、差別や誹謗中傷、ヘイトに対しては毅然とした態度を。大人たち「高野連」「京都市」「朝日新聞社」は示すべきです。

 

特別障害者手当で月3万円 特集を見て手続きできた!【しんぶん赤旗日曜版より】

20歳以上の常時特別な介護が必要な人が月約3万円を受け取れる特別障害者手当。
これについて特集した日曜版(2023年12月31日・2024年1月7日合併号)を見た香川県の池添さんご夫妻。妻がパーキンソン病だから手当に該当するかもしれない、と日曜版の紙面を持って役場の窓口を訪れたそうです。
職員はすぐに書類を出してくれ、無事、申請が出来ました。

広島県の吉本さんは、腰部脊柱管狭窄症で寝たきりです。しんぶん赤旗日曜版(2024年11月10日号)を見て、日本共産党市議のおくだ和夫さんに電話し申請を依頼。妻とともにおくだ市議が窓口を訪問し、吉本さんと妻は申請に向けて勉強して主治医に説明、無事、申請にこぎつけて今年3月に支給決定通知が届きました。

●特別障害者手当は精神または身体に著しく重度の障害があり、日常生活に常時、特別な介護が必要な20歳以上の人に支給される国の制度です。年齢の上限はありません。
●手当を受け取るためには、お住まいの市区町村窓口(障害福祉など)に相談してください。
●障害者手帳がなくても申請できます。
●診断書が必要です。かかりつけ医に依頼できます。
●手当の支給要件に「在宅」と厚労省は説明していますが、自宅だけでなく、有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者住宅、経費老人ホーム、小規模多機能型居宅介護事業所も対象です。
入院、老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院は3カ月以内なら対象ですが特別養護老人ホームは対象外です。
●所得制限があります。本人の給与収入の目安は525.2万円以下(扶養親族がいない場合)です。

長年、手当の診断書を書いてきた医師は、車いすで介助が必要な人や介護保険認定が要介護3以上の人は認定される可能性があると話します。

●尼崎市役所ホームページ 特別障害者手当について

●尼崎市の特別障害者手当・障害児福祉手当の手引きはこちら

もっと知りたい方、ご相談されたい方は市議会議員や
地域の日本共産党事務所までお気軽にご連絡ください。

日本共産党 尼崎市議会議員

松沢ちづる 09081425272(潮江在住)

川崎としみ 08014589931(七松町在住)

こむら潤  09052495607(大庄地区在住)

尼崎地区委員会 0665116633

まさき一子(前・市議 武庫ブロック事務所) 09090994048(武庫之荘在住)

山本なおひろ(前・市議 小田ブロック事務所) 09042658862(常光寺在住)

アンパンマンがどーん! やなせたかしさん アンパンマンに込めた愛【しんぶん赤旗日曜版】

しんぶん赤旗日曜版の8月10.17日合併号は
1面トップにどーん!とアンパンマンが!

NHK朝ドラ「あんぱん」が大人気。

アンパンマンには、やなせたかしさんの思い「正義はある日、突然逆転する、逆転しない正義とは献身と愛だ」が貫かれています。
今週のしんぶん赤旗日曜版は1面と6.7面を使って、
やなせたかしさんの生涯とのこしたメッセージを紹介しています。

高知新聞「こじゃんと!あんぱん」の連載を書く記者、村瀬さんは
「戦争で犠牲になるのは、いつも子どもたちです。
 いますぐガザで飢えている子どもたちのところへ、アンパンマンを飛ばしてあげ
 たい」と語ります。

6.7面ではやなせたかしさんの生涯と「戦争は大嫌い」と、みんな共に生きる社会を願った思いが詰まっています。

気骨ある記事を書いた記者の顔も見えます。
朝ドラだけでは伝わらない、やなせたかしさんの魅力がいっぱい。

高知新聞の同期だった山原健次郎議員(共産党)とのエピソードも。

 

ぜひこの機会に、しんぶん赤旗日曜版を読んでみませんか?

見本誌をお届けします(無料)

お申込みはこちらのフォーム 
または市会議員や尼崎地区委員会にご連絡ください!

市会議員

松沢ちづる 09081425272

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こむら潤  09052495607

尼崎地区委員会 0665116633

 
 

 

 

国是の非核3原則の破壊、「核なき 世界」への逆行 許さない【被爆80年日本被団協 声明】

被爆80年声明

広島・長崎に原爆が投下され、人類が核時代に入って80年。熱い夏が老いた身に
格別にこたえます。廃虚の中から立ち上がった先人たちが初めて表舞台に出た第1回原水爆禁止世界大会から70年の節目でもあります。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)結成の出発点になった画期的な年でした。

今や、被爆者健康手帳所持者は10万人を割り、平均年齢は86歳を超え、残され
た時間は少なくなりました。一方で、核リスクは極限に達し、科学者が警告する「世界終末時計」が終末まで89秒とこれまでで最短時間を示すなど、かつてない危機に直面しています。
ウクライナやパレスチナ・ガザ地区の惨状、イスラエル対イランや印パの報復の連鎖…戦争は収まらず、いずれも核保有国が関わって、第三次世界大戦、核使用の危機が増しています。国際法も無視した核軍拡競争に、核拡散に歯止めがかかりません。

日本被団協は昨年、ノーベル平和賞を受賞しました。私たちが一貫して訴えてきた
「核兵器をなくせ」「戦争をなくせ」「ふたたび被爆者をつくるな」に今こそ耳を傾けようと、ノルウェー・ノーベル委員会が世界に呼びかけたのです。危機感の薄さへの警鐘です。裏返せば、国際社会が被爆者の声にすがらなければならないほど、危機打開の手立てに窮した表れとも言えましょう。

今、最優先の課題は、私たちにそっぽを向いている核保有国を、そのリーダーたち
を1ミリでも動かすことです。「核軍縮から廃絶」と「核被害者援助」を進める唯一の実効力ある核兵器禁止条約に早く近づけることです。それには、「唯一の戦争被爆国」を自称する日本政府の役割が不可欠ですが、同条約の締約国会議へのオブザーバー参加さえも拒否。防衛費を増大し、有事を想定した日米演習に核使用を求めるに至っては、「核共有」へ進む危うさがぬぐえません。国是の非核3原則の破壊、「核なき世界」への逆行を到底、許すことは出来ません。

「国家補償」を軍人・軍属には適用し、受忍論を盾に一般戦災者を置き去りにして
きた日本政府。この憲法違反の不条理・不公正を是正せずして戦後は終わりません。
また米国は、明白な国際法違反である核使用(原爆投下)の責任を逃れることはできません。核時代を深化させた科学者の責任の重大さを問い、平和研究を強化する要請も急がなくてはなりません。

私たちの運動は国内外の多くの支援のおかげで持続してきました。この運動を次
の世代のみなさんがさらに工夫して築いていかれることを期待します。
私たちは、核兵器が人間とは共存できないことを、命ある限り訴えてまいります。
国民と世界の皆さん、平和国家の道を確かにして人類の危機を救うため、ともに核
兵器も戦争もない人間社会を求めてまいりましょう。

2025年8月5日
日本原水爆被害者団体協議会

 

日本被団協
https://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/

日本被団協を支えてください 募金のお願いhttps://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon/about/bokin.html

核抑止論はフィクション 戦後80年の広島県知事のあいさつ

核抑止論はフィクションでしかない
 
広島県として、核兵器廃絶への歩みを決して止めることのないことを誓う
 
広島県知事のあいさつ。
 
想像力と核の歴史認識に欠ける参政党らの発言に強い怒りを持って反論したように
わたしは受け止めました。
核兵器は絶対悪です。

 
 
 
核廃絶にむけての決意を述べる広島県知事✨
 

湯崎英彦知事あいさつ全文

 被爆80年目の8月6日を迎えるにあたり、原爆犠牲者の御霊(みたま)に、広島県民を代表して謹んで哀悼の誠を捧げます。そして、今なお苦しみの絶えない被爆者や御遺族の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

 草木も生えぬと言われた75年からはや5年、被爆から3代目の駅の開業など広島の街は大きく変わり、世界から観光客が押し寄せ、平和と繁栄を謳歌(おうか)しています。しかし同時に、法と外交を基軸とする国際秩序は様変わりし、剝(む)き出しの暴力が支配する世界へと変わりつつあり、私達(たち)は今、この繁栄が如何(いか)に脆弱(ぜいじゃく)なものであるかを痛感しています。

 このような世の中だからこそ、核抑止が益々(ますます)重要だと声高に叫ぶ人達がいます。しかし本当にそうなのでしょうか。確かに、戦争をできるだけ防ぐために抑止の概念は必要かもしれません。一方で、歴史が証明するように、ペロポネソス戦争以来古代ギリシャの昔から、力の均衡による抑止は繰り返し破られてきました。なぜなら、抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念又(また)は心理、つまりフィクションであり、万有引力の法則のような普遍の物理的真理ではないからです。

 自信過剰な指導者の出現、突出したエゴ、高揚した民衆の圧力。あるいは誤解や錯誤により抑止は破られてきました。我が国も、力の均衡では圧倒的に不利と知りながらも、自ら太平洋戦争の端緒を切ったように、人間は必ずしも抑止論、特に核抑止論が前提とする合理的判断が常に働くとは限らないことを、身を以(もっ)て示しています。

 実際、核抑止も80年間無事に守られたわけではなく、核兵器使用手続きの意図的な逸脱や核ミサイル発射拒否などにより、破綻(はたん)寸前だった事例も歴史に記録されています。

 国破れて山河あり。

 かつては抑止が破られ国が荒廃しても、再建の礎は残っていました。

 国守りて山河なし。

 もし核による抑止が、歴史が証明するようにいつか破られて核戦争になれば、人類も地球も再生不能な惨禍に見舞われます。概念としての国家は守るが、国土も国民も復興不能な結末が有りうる安全保障に、どんな意味があるのでしょう。

 抑止力とは、武力の均衡のみを指すものではなく、ソフトパワーや外交を含む広い概念であるはずです。そして、仮に破れても人類が存続可能になるよう、抑止力から核という要素を取り除かなければなりません。核抑止の維持に年間14兆円超が投入されていると言われていますが、その十分の一でも、核のない新たな安全保障のあり方を構築するために頭脳と資源を集中することこそが、今我々が力を入れるべきことです。

 核兵器廃絶は決して遠くに見上げる北極星ではありません。被爆で崩壊した瓦礫(がれき)に挟まれ身動きの取れなくなった被爆者が、暗闇の中、一筋の光に向かって一歩ずつ這(は)い進み、最後は抜け出して生を摑(つか)んだように、実現しなければ死も意味し得る、現実的・具体的目標です。

 諦めるな。押し続けろ。進み続けろ。光が見えるだろう。

 そこに向かって這っていけ。※

 這い出せず、あるいは苦痛の中で命を奪われた数多くの原爆犠牲者の無念を晴らすためにも、我々も決して諦めず、粘り強く、核兵器廃絶という光に向けて這い進み、人類の、地球の生と安全を勝ち取ろうではありませんか。

 広島県として、核兵器廃絶への歩みを決して止めることのないことを誓い申し上げて、平和へのメッセージといたします。

令和7年8月6日

広島県知事 湯崎英彦

※の部分は、2017年12月10日に行われたノーベル平和賞授賞式でのサーロー節子氏のスピーチを広島県が翻訳した。英語原文の著作権はノーベル財団に帰属する。

著作権:THE NOBEL FOUNDATION,STOCKHOLM,2017

ちづる通信109号 「平和を考える夏」 【松沢ちづる】

 

ちづる通信8月号を発行しました。

8月は、原爆投下、終戦の月です。
私は、毎年平和と戦争を改めて考える習慣になっています。

7月26.27日に参加した全国自治体学校の基調講演で、今、国は大軍拡を進め戦争できる国づくりに向かっている。市民のくらしを守る自治体として、それに抗う取組みは❓という問いかと、具体例が示されました。

尼崎市で何ができるのか⁉️
これまでの運動の成果とともに、課題を考え、ウラ面にまとめました。

ぜひ、ご意見などお寄せ下さい😊

                      松沢ちづる

ちづる通信20258月109号
ちづる通信20258月109号ウラ

「戦争トラウマ」を負った兵士の実態

戦後80年 兵士の傷

「戦争トラウマ」の調査・継承を

 アジア・太平洋戦争で心的外傷後ストレス障害(PTSD)など精神疾患を患った兵士の存在は、「皇軍に砲弾病(戦争神経症)なし」と隠蔽(いんぺい)され、戦後も「戦争ボケ」などといわれ、社会的にも長く封印されてきました。

 「戦争トラウマ」を負った兵士の実態について、国は旧日本軍病院などに残るカルテの収集・分析作業を開始し、戦後80年のこの夏、厚生労働省が初めて、「しょうけい館」(戦傷病者史料館)で特別展示を行っています。
「心の傷を負った兵士」として分析結果を四つのパネルで説明しています。「しょうけい」とは「承継」の意味です。

 調査・公開を求める「PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会」(黒井秋夫代表)や研究者の活動、日本共産党の宮本徹・前衆院議員の国会論戦が実ったものです。

■存在を隠した軍部

 「先の大戦と心の傷」のパネルでは、戦場での過酷な体験が原因で精神病・神経疾患を発症する人が大勢いたと指摘。陸軍では、戦争末期4年間の戦病者は分かっているだけで約785万人、そのうちの8%67万人が精神病・その他の神経症だったとします。

 戦争と関連の深い戦争神経症は、当時、戦時神経症・戦闘神経症などとも呼ばれ、現在のPTSDに該当する事例が含まれていた可能性もあると解説しています。

 しかし、軍部は「表向きは日本軍にはそのような将兵がいるはずもない」としていました(同展示)。「欧米軍に多発致しましたる戦争神経症なる精神病は幸いにして一名も発生致しませぬことは、皇国民の特質士気の旺盛なることを如実に示すもの」という陸軍省医務局医事課長の1938年の貴族院での発言が紹介されています。

 黒井氏の父・黒井慶次郎氏は中国吉林省の独立守備隊に配属され、日本が「匪賊(ひぞく)」と呼んだ中国の農民兵や住民を襲い、命と財産を奪う作戦に従事しました。「刺突訓練」として、実際に生きた中国人捕虜を銃剣で刺し殺す残酷な行為をさせられたといわれます。41年に再徴集され、満州などで中国軍と戦い捕虜になり、終戦後帰国しました。

■加害行為に苦しみ

 「父は、戦争が終わり人間の心を失った兵士から本来の自分に戻ろうとしたとき刺突訓練や多くの中国人を殺した戦争体験がトラウマになり心を苦しめ、戦争PTSDを発症したと考えられる」と黒井氏は言います。父と会話した記憶はなく、笑顔のない人で、一度も定職につかず一家は貧しい暮らしを強いられたと話します。

 「しょうけい館」は、戦傷病者の戦中・戦後の労苦を若い世代に語り継ぐ国の施設として開館しました。来年2月から「心の傷で苦しんだ戦傷病者の労苦」を常設展示する予定です。戦傷病者以外の復員兵士まで調査を広げ、戦争神経症の「発症の原因」に迫る展示への充実が求められます。

 「戦争トラウマ」の主要原因は中国やアジア諸国民への残虐・加害行為です。戦争体験者が減るなか、二度と戦争を起こしてはいけないことを国の責任で展示し、継承していかなければなりません。

しんぶん赤旗 2025年8月4日 「主張」欄より転載

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勇ましい言葉で徴兵制を叫び、核武装を叫ぶ政治家が大量に当選してしまいました。靖国を聖地のようにあがめたてまつり、戦死した兵士を英霊と讃えることは
歴史を歪曲した戦争の美化です。

彼らに徹底的に欠けているのは、先の歴史の事実に学ぶという姿勢と
戦争とはどういうことなのか、ということに対する想像力です。

以前、わたしはベトナム戦争に海兵隊員として従事し、PTSDを発症し苦しんだ元アメリカ兵アレンネルソンさんの話を聞いたことがあります。
彼が語った言葉の中でもっとも印象に残っているのは
「戦争は映画ではない」ということ。

映画のようにかっこいいヒーローもいない、BGMも流れていない。
あるのは「KILL」殺せ、さもなければ殺される世界。
血と腐った肉のにおい。

https://youtu.be/lgDEOo1cguQ?si=yuMB2Rk3Z2yE0qI9

戦争についてリアルに知り、歴史に学び、二度と起こしていけないということをしつこく語り続けることが何よりも大事です。

日本では隠ぺいされた戦争トラウマを、発掘、調査した展示を今この時に実現できたことはとても有意義なことだと思います。

しょうけい館(戦傷病者資料館)
特別展示「心の傷を負った兵士」のサイトはこちら