2011年12月議会一般質問 田村征雄:パナソニック問題 税軽減分の返還を求めよ

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.136 (2012.1.22.)

12月議会一般質問 田村征雄議員
パナソニック問題 税軽減分の返還を求めよ

田村征雄議員は、昨年10月報道のパナソニックプラズマディスプレイ社の「尼崎第一工場と第三工場の一貫生産を停止し、第二工場に集約する」との方針について質問しました。

第一、第二工場とも企業立地促進条例にもとづき固定資産税等の5年間軽減を認定された工場であり、世界最大とうたわれた第三工場については、市が上下水道を敷設、通勤用の市バス路線の新設なども実施しました。

「雇用や市内企業へ影響は」との質問に、当局は「市内関連企業への取引高が減少する、雇用面で従業員は相当数減少するものと思われ、市民雇用へも影響がある」と答弁しました。

そこで田村議員は「最低でも10年間の操業を見込んで税の軽減措置をしてきたのに、地域経済に影響が大きいことから、軽減した固定資産税等についてパナソニック社に返還を求めるべきだ」と質問しました。

当局は「立地条例には返還の規定がない」との答弁でした。

(その後、条例改正等について市議団は稲村市長に申人れを行いました。別項)

2011年12月議会一般質問 早川すすむ:老齢加算の復活を

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.136 (2012.1.22.)

12月議会一般質問 早川すすむ議員
生活保護「老齢加算」の復活を

生活保護制度の「老齢加算の廃止」をめぐって、尼崎市民を含む受給者が原告となり、国に復活を求めて裁判をおこなっています。

早川すすむ議員は、この問題に関連して、「老齢加算の廃止」が保護受給者だけでなく、低年金で苦しい生活を続ける市民に影響を与えている問題について、相談例を示し取り上げました。

90才近い寝たきりの母親を含む三人世帯。お風呂のない三畳・六畳と一畳ほどの台所という住宅で、食器棚などが置かれた三畳の部屋に母親を寝かし、息子たちは、その布団を踏まなければ台所にも、玄関にもいけません。

この世帯は、保険料と母親の介護保険の利用料を払うと、銭湯に行くのも始末しなければなりません。

早川議員は「この家族は『健康で文化的な生活』をおくっていると言えない。老齢加算の復活を国に求めよ」と質しました。

当局は、「現在、国が保護基準の見直しをおこなっている。市としては、老齢加算の復活は求めない」と答弁しました。

低年金高齢者の生活実態を見ない答弁だと厳しく指摘し、再考を求めました。

2011年12月議会一般質問 まさき一子:県立西武庫公園の今後のあり方について

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.136 (2012.1.22.)

12月議会一般質問 まさき一子議員
県立西武庫公園の今後のあり方について

県立西武庫公園は、桜やホタルの名所として、多くの市民に愛されています。

1年前に兵庫県が西武庫公園廃止計画に対して、1ヶ月間で「廃止反対」の請願署名は3万筆にのぼりました。しかし県議会で、西武庫公園の廃止を含む新行革プランは議決し、現在尼崎市が公園を運営管理する方向で協議が進められています。

地域住民から、市民の声を反映した公園にするため、市民検討会の設置を求める陳情が提出されました。

まさき一子議貝は「①市は、住民合意が得られない限り、県立公園としての存続を求めるベきである。②地域住民は、公園のあり方について話し合いをもち意見を聞いてほしいと希望している」と市の認識を質しました。

当局は「移譲時期については、県と協議中である。公園の今後のあり方については、幅広い市民の意見は聞いていきたい」と答弁。

その後、1月中に「市民検討会」を設置することが決まりました。

2011年12月議会一般質問 広瀬さなえ:潮江再発地区の振興を

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.136 (2012.1.22.)

12月議会一般質問 広瀬さなえ議員
潮江再発地区の振興を

JR尼崎駅北側の「COCOE」出店に際し、市とキリン社はこれまでアミング地区の商業者と共存を図ると表明してきました。

そのキリン社が「COCOE」オープンから2年で撤退するとの報告を受け、広瀬さなえ議員はアミング地区の再開発事業に協力してきた商業者の状況について質問しました。

コア潮江は昨年の春に組合を解散せざるを得なくなり、エーベル新鮮館も従前どおり営業できなくなりました。また、再開発ビルの空き床と駐車場を管理しているアミング開発(株)(市が最大の出資者)の経営も一気に赤字に転落。

広瀬議員は「既存商業者との共存と言ってきたが、COCOE出店による影響ではないのか。市の見解はどうか」と質問。

当局は「COCOEの開業で人が集まってきている。この状況を活かす主体的な取組が重要」と答弁。まさに、無責任な態度と言わざるをえません。

日本共産党議員団は、市とキリン社の後を引き受けた東急不動産が地元商業者等の振興のために特段の支援をすること強く求めていきます。

2011年12月議会討論 義村たまみ:給食調理民間委託 大島保育所移管問題 市住明け渡し訴えの提起 3議案に反対!

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.136 (2012.1.22.)

2011年12月議会 義村たまみ議員

給食調理民間委託 大島保育所移管問題 市住明け渡し訴えの提起

市役所の責任が問われる 3議案に反対!

党議員団は12月議会で3議案に反対し、義村たまみ議員が反対討論をしました。

給食調理業務民間委託

一つ目は、2012年度に明城小と小園小の給食調理業務を民間に委託する内容が含まれている補正予算案です。学校給食の調理は営利追求の企業に委託すべきではありません。子どもたちに安全で安心な給食を提供できるよう、身分が安定している調理職員を配置すべきです。よって補正予算案には反対しました。

大島保育所問題

二つ目は、大島保育所の廃止条例についてです。保護者が「大島保育所の民間移管は違法」と係争中です。裁判中に廃止期日が過ぎてしまうので、廃止期日のない条例を定めました。すると、神戸地裁は、「大島保育所はまだ民間移管されていないから、訴えの不利益はない」と実質審議をしませんでした。市はこのままでは大阪高裁でも同様になるとし、廃止期日を定める条例改正を提案。

施行期日のない現行条例について、法学者は違法・無効だと言っています。党議員団もその見解を妥当と考えます。違法な条例は本来撤回すべきです。市長が撤回しないので、抗議の意を込めて反対しました。

市住明け渡しの訴え

三つ目は「市営住宅家賃の滞納者に明け渡しを求める訴え」を認めるかどうかの議案です。
今回、訴えられるなかに生活保護世帯が含まれていました。
生活保護世帯の場合、保護費から直接家賃を天引きできる制度があります。ところが、住宅管理課と生活保護課の連携が悪く、そういう手続きをせず、明け渡しを求める訴えをするというのです。
生活保護世帯を市営住宅から立ち退かせるための裁判費用だけでなく、引っ越し代も必要になり、家賃も高くなり、市の財政負担が増えることが考えられます。そして、何よりも、生活保護世帯への適切な支援が行われていなかったことが問題であり、党議員団は反対しました。

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.136 (2012.1.22.)

早川すすむ市政報告 第215号 JR尼崎駅に橋上駅舎増設

早川すすむ市政報告 第215号 2012.1.20.

日本共産党尼崎市会議員 早川すすむ

早川すすむ市政報告第215号はこちら(画像PDFファイル)

JR尼崎駅に橋上駅舎増設 市民と庄本さんらの運動みのる
・JR西日本、駅舎改良計画を発表
・大阪教育基本条例に反対の声広がる

12月議会 一般質問 誰もが安心して暮らせる尼崎市政を
・生活保護の老齢加算廃止は、受給者だけの問題ではない
・市当局が障害者と同等と証明書発行しているなら加算せよ
・生活保護制度の後退を許さない世論を

松村ヤス子の議会報告 4月からの介護保険 問題多い事業計画(素案)

松村ヤス子の議会報告2012.1.

日本共産党尼崎市会議員 松村ヤス子

松村ヤス子の議会報告第2012.1.はこちら(PDFファイル)

4月からの介護保険 問題多い事業計画(素案)
・現在阪神間で一番高い介護保険料さらに月額657円増
・年々増える滞納者割合
・緊急の人にも対応できない特別養護老人ホーム
・要支援者にはさらに低レベルのサービスに

松村ヤス子の議会報告 2012年 今年も皆さんの声を議会に

松村ヤス子の議会報告2012.1.

日本共産党尼崎市会議員 松村ヤス子

松村ヤス子の議会報告2012.1.はこちら(PDFファイル)

2012年 今年も皆さんの声を議会に

・梅園幼稚園・博愛幼稚園など保護者のがんばり
→文教委員会が見直し求める意見まとめる
・阪神尼崎駅北に場外馬券売り場設置計画 絶対ダメ

消費税増税は困ります
増税するなら富裕層と大企業に

・消費税導入時に所得税減税 課税所得5千万円以上の人たちに1兆円以上の減税 (2009年度)・たった0.23%の大企業が内部留保増加分の56%を

日本共産党議員団ニュース 2012.1. 迎春

新年あけましておめでとうございます

日本共産党議員団ニュース 2012.1. 迎春はこちら(画像PDFファイル)

尼崎市では、次期総合計画をはじめ、新たに行革計画、公共施設の再編・建て替え計画、市バス問題など市民生活にかかわる多くの新たな取組が提起されています。

市民生活も大変厳しくなっています。市が計画を決めるにあたっては、市民の意見を反映させるように求めていきます。また、みなさんと力を合わせて子育て、くらし、景気回復など施策の充実めざして全力で取り組む決意です。

今年もよろしくお願いいたします。

2011.1.

日本共産党尼崎市会議員団
辻おさむ まさき一子
松村ヤス子 早川すすむ
広瀬さなえ 義村たまみ
田村いくお

党生活相談所長 川崎としみ

県会議員 宮田しずのり

力あわせ 政治の中身を変えます

党県国政委員長 堀内照文
兵庫8区国政対策責任者 庄本えつ子

震災・原発事故で、政治のあり方が問われています。原発ゼロ、TPP、普天間、消費税増税反対など、党派を超えた運動が広がり、格差是正の願いは「99%の声をきけ」と世界中で湧きおこっています。アメリカと財界言いなりの異常な政治をただし、国民の暮らしを守るため、今年も力あわせてがんばります。

みなさんの要求実現に全力を尽くします

中学校給食の早期実現を

中学時代は身体的にも精神的にも大きく成長する時期です。中学校給食の実施は今や全国的にも当たり前となっています。

希望者への注文弁当でなく、学校給食実施基準を満たす完全給食の実施を求めていきます。

「市立幼稚園の廃園計画」は撤回を

教育委員会は18園ある市立幼稚園を9園に統廃合する「素案」を打ち出しています。7園の保護者らから存続を求める陳情が提出されるなど住民の運動で、昨年9月議会での条例改正は見送りとなりました。しかし教育委員会は「素案」をあきらめていません。
引き続き「素案」の撤回を求めて市民とともにがんばります。

中学卒業まで医療費を無料に

子どもが病気の時に、安心して病院に受診できる子育て支援が必要です。
2012年度から、入院は中学卒業まで無料の予定です。外来も無料を求めてがんばります。

まだまだ高い国民健康保険料

尼崎市の国保料は、低所得層が多いために、同じ所得、同じ家族構成で比べると、阪神間で一番高くなっています。

2011年度からは、所得に比べて保険料の高い世帯には少し安くする制度ができました。これからも保険料軽減のため、がんばります。

市民の足 市バス事業の継続を願って

市バス事業は、民営化を含めた経営のあり方の検討が始まっています。
私たちは、「無料敬老パス」の復活、市民の移動の自由を保障するため、全力を尽くします。

安心してうけられる介護保険に

尼崎市は、4月から保険料などの改定を検討中です。
国は、軽度の人の介護サービスをり捨てる法律に改悪しました。介護保険料の引き上げをおさえ、安心して必要なサービスが受けられるように求めていきます。

原発ゼロ・自然エネルギーの促進 災害に強いまちづくりを

私たちの要求で放射線食品検査機の予算がつきました。人類が制御できない原発をなくし、太陽光など自然エネルギー普及に努めます。防潮堤補強、避難ビルの指定を増やすなど、地震・津波対策を抜本的に強め、市民の命を守ります。

ナイター競馬開催と場外発売所は断念せよ

園田競馬場でのナイター競馬も阪神尼崎駅前への場外発売所計画も住民合意が得られていません。

11月末、競馬組合は突如「ナイター関連の設計予算を執行したい」と市議会選出の競馬組合議員に要請にきましたが、議員らは拒否しました。こっそりと要請に来るなど「言語道断」です。ナイター競馬も場外発売所の開設も断念すべきです。

ご意見・ご要望をお寄せください!

辻おさむ市政レポートNo.178 力あわせ くらし守る新しい政治に

辻おさむ市政レポートNo.178(2012.1.1.)

日本共産党尼崎市会議員 辻 おさむ

辻おさむ市政レポートNo.178はこちら(PDFファイル)

迎春 2012年 力あわせ くらし守る新しい政治に

食品の放射能測定器購入へ 辻おさむの質問みのる

尼崎競艇場 避難時の収容人員を拡大
・緊急通報システム 障害者にも適用

JR尼崎駅ホームに上屋建設計画 市民と庄本さんらの運動みのる