不登校の課題は「すべての子どもが安心できる学校と社会をつくること」につながる

こんにちは。

今日は「不登校」というテーマで一緒に考えてみたいと思います。

いま、小中学生の不登校は35万人を超えて、過去最多を更新し続けています。
これは決して子どものせいではありません。
学校に行こうとすると体調が悪くなったり、表情がなくなったりする…それは心の傷の深さを示しています。
そんな子どもに必要なのは、まず安心できる環境と休息なんです。

ところが、国の対策は「教育機会をどうするか」に偏りがちです。
保護者に「勉強はどうするんですか」と追いつめるような場面も少なくありません。
心の傷を見ようとしないままでは、根本的な解決にはつながりませんよね。

そして、この10年で不登校が急増した背景には、教育改革のあり方もあります。

全国一斉学力テストや厳しい規律の押しつけ…。子どもたちは「学校が忙しすぎる」「先生が怖い」と声をあげています。
先生自身も心を病んで休職する人が増えています。
学校が息苦しい場所になってしまっているんです。

不登校の子どもや保護者への支援はまだまだ遅れています。
仕事を休んで子どもに寄り添うと収入が減ったり、離職につながったりする。
今の制度では十分に対応できていません。早急な改善が必要です。

そして、学校以外にも安心できる居場所を増やすこと。フリースクールなどを支える公的な支援も欠かせません。

結局、不登校の課題は「すべての子どもが安心できる学校と社会をつくること」。
それに尽きると思います。

不登校は「いのち」の問題

しんぶん赤旗日曜版6月8日号 9面

不登校は「いのち」の問題という見出しが目に留まりました。

日本共産党日本共産党が発表した提言。

不登校は「いのち」の問題だと提起しています。
ひとつは不登校や行渋りで悩む子どもたちや親への温かい支援。
もう一つは子どもが通いたくなる学校づくりです。

吉良よし子政策委員会副委員長は、学校や社会で傷つき我慢を重ねた上で登校できなくなる子には「休むことが絶対に必要だ」と強調します。
競争や管理でつかれている子どもたちの社会は大人たちが思う以上に疲弊しているのではないでしょうか。

社会の在り方もまた、同じです。

実は筆者の子どもも不登校でした。
紆余曲折を経てフリースクールに出会い、少しづつ元気を取り戻し、
高校は広域通信制高校の通学部に進みました。

その入学式で学部長の先生の第一声が
「いのちを守ってきてくれてありがとう。命を守ってここにきてくれてありがとう」でした。

その言葉に、悩んだ末にここに辿り着いた保護者たちが大勢、涙しました。

それは今から10年も前のことですが、「不登校は命の問題なのだ」ということを痛切に感じ、わが子の命をとにかく守らねばと必死だった保護者と

学校を休むことで罪悪感を少なからず感じていた子どもたちが
肩の荷を下ろし安心できた第一声でした。

先生も子どもも、行きたくなる通いたくなる学校。
しんどい子たちの居場所はいつでもどこでもある社会。
日本共産党はいつの時代も目指して頑張っています。

 

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