しんぶん赤旗日曜版6月8日号 9面
不登校は「いのち」の問題という見出しが目に留まりました。
日本共産党日本共産党が発表した提言。
不登校は「いのち」の問題だと提起しています。
ひとつは不登校や行渋りで悩む子どもたちや親への温かい支援。
もう一つは子どもが通いたくなる学校づくりです。
吉良よし子政策委員会副委員長は、学校や社会で傷つき我慢を重ねた上で登校できなくなる子には「休むことが絶対に必要だ」と強調します。
競争や管理でつかれている子どもたちの社会は大人たちが思う以上に疲弊しているのではないでしょうか。
社会の在り方もまた、同じです。
実は筆者の子どもも不登校でした。
紆余曲折を経てフリースクールに出会い、少しづつ元気を取り戻し、
高校は広域通信制高校の通学部に進みました。
その入学式で学部長の先生の第一声が
「いのちを守ってきてくれてありがとう。命を守ってここにきてくれてありがとう」でした。
その言葉に、悩んだ末にここに辿り着いた保護者たちが大勢、涙しました。
それは今から10年も前のことですが、「不登校は命の問題なのだ」ということを痛切に感じ、わが子の命をとにかく守らねばと必死だった保護者と
学校を休むことで罪悪感を少なからず感じていた子どもたちが
肩の荷を下ろし安心できた第一声でした。
先生も子どもも、行きたくなる通いたくなる学校。
しんどい子たちの居場所はいつでもどこでもある社会。
日本共産党はいつの時代も目指して頑張っています。
しんぶん赤旗日曜版、見本誌をお届けします(^▽^)
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