「生活保護はズルい」と思うあなたへその②

「なんであの人ばっかり?」と思ってしまうあなたへ

頑張って働いてるのに生活はカツカツ。

物価は上がるのに給料は増えない。


将来が不安で、誰かに「ずるい」って思ってしまう――

そんな気持ち、きっと多くの人が抱えていると思います。

生活保護受給者のことを

「なんで働かずにお金がもらえるんだ?」

「自分だって苦しいのに…」


そう思ってしまうのは、

それだけ、あなたの日々の暮らしが過酷なんだと思います。

でも、ちょっとだけ想像してみてください。


生活保護を受けている人の中には、働きたくても病気や障がいで働けない人、

DVや介護、失業で追い詰められた人たちがたくさんいます。

外国人だって、「助けを求めることすら難しい」環境で、

必死に生きている人がいます。


その中には、私たちの町を支えてくれている人たちもたくさんいます。

生活保護は「楽をする人の制度」じゃありません。


本当に困ってしまったとき、「ここで終わらないで」と言ってくれる、社会のセーフティネットです。

あなたの苦しさが、誰かへの怒りになってしまうのは、

本当はあなた自身も、助けてほしいと願っているからじゃないですか?
なんでこんなにしんどいのに生きづらいんだと怒っているからじゃないですか?



困ったときに頼れる仕組みは、あなたにも用意されています。

それが「生活保護」という制度です。