学校給食を無償化します!と日本共産党はずーっと言い続けています。
でも、議会内外で
「たかが一食数十円でゴタゴタ言うな」とか
「自分の子の食う分ぐらい親に払わせろ」とか
「家におっても、飯ぐらい食うやろ!同じじゃ!」とか
まあ、どこの党の人かは言いませんが
そんな悲しい声も聞こえてきます。
学校給食タダにするって、そんなにおかしいこと?
昔の日本政府(今の文科省の前身)も「学校給食はタダが理想だ」って言ってた。1950年代の時点で、ちゃんと国会でもそう言ってる。
つまり、「給食タダにしよう」って考えは最近の甘えでもなんでもなくて、国の正式な目標だったわけです。
しかも、給食の材料費って、親が出すって法律には書いてあるけど、「自治体が代わりに払ってもいいよ」って昔から認められてる。
実際に、全国で80以上の自治体がもう無償にしてるんですよねー
じゃあなんで全国一律で無償にしないの?って話だけど、
政府は「お金がない」って言うばっかり。
たしかに全部タダにするには年に約4500億円かかる。
でも、それって教育にもっとお金をかければ出せる額です。
教育は国の未来への投資なんだから、出し惜しみするほうが将来的に損じゃない?
今は物価も上がってて、給食もどんどんショボくなってます。。。
せめてその分だけでも国が出すとか、工夫できることあるでしょ、って話。
「うちの子の飯代ぐらい払えよ!」「家におっても飯は食うやろ!」
って人もいるけど、それを言ったら、公立小中学校も「タダで勉強させてもらってる」ことになる。
義務教育って、みんなが平等に学べるようにしてるんだから、
同じように「食べること」も学びの一部として保障されるべきって考え方、
そんなにズレてないと思いません?
吉良よし子参院議員の文教科学委員会での発言要旨
しんぶん赤旗より
学校給食無償 今こそ
吉良氏「国もかつて目標に」
(写真)質問する吉良よし子議員=6日、参院文科委 |
日本共産党の吉良よし子議員は6日の参院文教科学委員会で、国も小・中学校の給食費無償化を目指していたことを明らかにし、今こそ学校給食無償化の実現に踏み出すよう求めました。
吉良氏は、戦後文部省(当時)が“学校給食費も無償化することが理想”(1951年3月19日、参院文部委員会)と述べていたことを紹介。また、学校給食法で保護者負担とされている食材費について、自治体等が全額補助することも否定されないことを1954年の事務次官通達を引き確認しました。その上で、文科省の2017年度調査では82自治体が無償化に乗り出すなど、無償化は国民の共通した願いになっていると指摘し、国が無償化に踏み出すよう求めました。
柴山昌彦文科相は「年4451億円が必要になってしまう」と財政上困難との姿勢を見せました。
吉良氏は、教育予算増で財源を確保するべきだと主張。同時に、食材費高騰で給食が貧困な中身になっている実態を突き付け、「せめて高騰分について補助していく考え方もできるはずだ」などと強調しました。