昨年11月に発表された竹谷・長洲・小園の3幼稚園廃止を含めた尼崎市就学前教育ビジョン(素案)。
突然のことに竹谷幼稚園の保護者らから議会に陳情が出されました。
署名が集まり、パブリックコメントでも意見がたくさん集まりましたが、
当局は「1年先延ばし」を決めただけで、内容についてはなんら変更もなく、「すでに庁内で決まった」として強引に推し進める姿勢です。
あまりにも稚拙で市民の気持ちを考えない案に対し、市議会文教委員会でも意見が噴出しました。
今議会に「議案29号 尼崎市立幼稚園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について」が提案されています。
日本共産党議員団は、公立幼稚園の役割の重要性、なんでも費用対効果優先、スクラップ&ビルドの考え方ではなく「そもそも公の果たす役割とは」という議論がされる必要性も込めて、この議案に議員団を代表して松沢ちづるが反対討論を行います。