日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.132 (2011.7.7.)
子育て支援の充実を
日本共産党市会議員団 まさき一子議員
まさき一子議員は、子育て世代の強い願いである中学校給食の実施と中学3年生までの子どもの医療費助成の拡充を、市長に求めました。
中学校給食の実施を
教育長は「財源の問題があり学校給食というものでなく、弁当を持ってこられない子どもに『中学弁当』の販売を検討している」との答弁でした。
尼崎市は2008年度から、希望者には弁当の販売を始めましたが、当初から利用者は少なく、今では1日わずか3個程度です。まさき議員は弁当事業は同じ失敗を繰り返すだけと指摘し、完全給食の実施を求めました。
子どもの医療費無料に
また、阪神間では、県制度に上乗せをして入院医療費は中学3年生まで無料にしている市町が広がっています。西宮市は通院・人院とも無料になっています。尼崎市は他都市に比べて立ち遅れが目立ちます。
まさき議員は、子どもの命に地域格差が出ていることを指摘し、入院医療費助成の拡充を求めました。
健康福祉局長は、「入院費は通院費に比べて高額となり保護者にとっては経済的負担と精神的負担が大きい」と述べ「本市としても、中学3年生までの入院の無料化を検討している」と答えました。