2011年6月議会 早川すすむ: 新県立病院を災害時の拠点病院に

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.132 (2011.7.7.)

新県立病院を災害時の拠点病院に

日本共産党市会議員団 早川すすむ議員

東日本人震災の被災地では、公立病院が津波被害にあい機能しなかったと報じられています。現在、県立2病院を統合する新病院の基本設計が行われています。新病院は東日本大震災並みの地震・津波に耐えられるものにし、災害時の拠点病院としなければなりません。

昨年発表された新病院の墓本構想では、「大規模な自然災害や事故等の発生時における救急患者の受け入れや救護班の派遣など、広域的な災害救急医療に対応する」とされています。

早川すすむ議員は、「地震・津波の被害があっても、一定期間、水道水、電気などの確保が拠点病院には必要で、現在進められている基本設計にそのことをきちんと盛り込むように要請すべき」と市長の考えを質しました。

答弁にたった医務監は、「市としても、新病院は、災害時の拠点病院としての役割を果たしてもらいたいと強く望んでいる」と述べ、さらに「東日本大震災での津波による被災状況なども考慮し、これから建設する病院の構造や設備は、このことを踏まえて検討する必要があり、県に対して積極的に意見を上げていきたい」と答えました。