最初、Xで「大量の虫がいる」という写真の投稿を見た時、
びっくりしました。
その後、たくさんの人が「虫がいる」投稿で大騒ぎになり、
万博協会も「ユスリカである」こと「対策をする」ことを会見しましたね。
ユスリカは吸血をしませんが、あまりに大量に発生しているため、
大屋根リングの上で悲鳴をあげている人たちが多数いる映像がテレビでも放映されています。
そんな折、「喘息治療をしているお子さんのお母さん」から
こんな話を聞きました。
「ユスリカの大量の死骸が積もってるところに
喘息の子を連れていくなんてとんでもない。
自動販売機の下に積もってる大量の死骸の山を見るだけで
喘息発作が出そうやわ。」
…その不安や心配は当然のことでしょう。
ユスリカの死骸は粉じん化しやすく、アレルギーの誘因になります。
そしてその方はこう続けました。
「いのち輝くとかいいながら、殺虫剤やなんかヤバイ薬をまくんでしょ?
その水を外の海に放出したら、外の海の魚や貝にも毒性があるって聞いたけど!
そこまでしてやらなあかん万博か?って思うわ。」
…ほんま、それな!とうなづきました。
海沿いの埋め立て地である夢洲は、
もともと、メタンガスがわき、貨物コンテナにくっついてきたセアカコケグモやヒアリが生息し、ユスリカの発生も把握できていたことです。
なんら対策をとらずにここまできて、騒ぎになってきてから慌てて対策をする。
「いのち輝く」のスローガンが白々しく見えるのは
わたしだけじゃないでしょう。