あけましておめでとうございます
元朝日新聞政治部次長でジャーナリストの脇正太郎さんと
志位委員長の対談が一面トップ記事です。
脇さん「岸田政権は発足当時、民主主義の危機と表明したことで安倍・菅政権の強権政治を変えると大いに期待していた」のに
「今ではもう落胆の日々」(笑)
それにこたえて志位さんも「二人の前任者があまりに攻撃的で威圧的な雰囲気を全身から発散させていただけに(笑)多少は温和な政治になるのかなと期待の向きもあったと思います」と笑いもからめてスタート。
「国民の6割が反対していた国葬を強行」したことで「なにが『聞く力』かと国民が見抜いたように思います。」と志位委員長。
脇さんは「安倍政権のタカ派・強硬路線の継承者と受け止めています」
志位さん「岸田首相は首相になりたかったが、こんな国をつくりたいという信念のようなものを感じない。」彼の行動原理は「延命と保身」とハッキリ。
信念がないから「なんでもやってのける」そして「逃げる」
5面では
脇さん「安保3文書 力対力の強硬姿勢が露骨」と。
志位さんとともに安保3文書に書いてある「専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるような軍事大国にならない」に「ウソつくなよ」と語ります。
大軍拡で暮らし犠牲は避けられません。大増税の危機について脇さん「打ち出の小づちでもあるのか(笑)補正予算の財源はどうするんですか。」と岸田政権のいい加減な財源確保策をバッサリ。
では共産党の外交ビジョンは?「アジアに包摂的な平和の枠組みを」と志位さん。この「包摂的な平和の枠組み」とは「耳で聞いても漢字が浮かばないイメージができない」というお声をよく聞きます。
脇さんも「具体的にお話いただけませんか?」と聞かれているように、難しい用語を並べ立てても国民ひとりひとりに届かなければ意味がないと、私も思います(笑)
アジアにひろがる「ブロック政治(軍事ブロック政治)」をやめようというのがアジアの主流になっていることに「日本にいると軍事ブロックが解体していることに気づかない」と脇さん。そこからヨーロッパとの連携の可能性についても語り合っています。
また、90年代までは自民党とて「幅と奥行きがあった」と。
加藤紘一元衆院議員(16年死去)さんとの論戦の思い出とともに「いまの自民には加藤さんのような人物がいなく」なり、「論争しても議論がかみあって実に面白かった」のに「安倍さんが首相になってからは幅も奥行きもなくなりモノトーンの独裁政治になって」しまったと志位さん。
そこから6面~9面にわたり、統一協会の問題、異常円安から暮らしを守る経済政策、そして共産党の100年についても語り合うボリューム満点の対談記事です。
新年にゆっくりお読みくださいね。
しんぶん赤旗日曜版
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