「こんにちは日本共産党議員団です!」第143号2面「子どもの医療費無料化の拡充を」

日本共産党市会議員団ニュース第143号(2012年9月1日)

「こんにちは日本共産党議員団です!」第143号はこちら(画像PDF 2面あり)

ニュース1面「中学校給食の早期実施をめざして」の本文はこちらに掲載

尼崎市の中学生の2割は昼食はパン食で済ませています。肥満傾向の子が多いというのも心配です。
また、「給料前に子どもが病気になったら、病院に行くのを躊躇してしまう」という声も聴きます。
財布の中身を気にしないで安心して受診できるような医療制度が必要です。
日本共産党市会議員団は、「子育て支援でまちを元気に」と以下の政策を発表しました。

子どもの医療費無料化の拡充を

全国で広がる無料化の動き

児童福祉法の第二条では、「国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う」とあります。
全国的にも、国民の運動と連動した日本共産党の取組で、子どもの医療費の無料化がすすんでいます。

兵庫県の医療費助成の前進

日本共産党県会議員団の論戦と県民の粘り強い取り組みの結果、今年度、兵庫県の制度が拡充されました。
その内容は、入院医療費は小学4年生~中学3年生まで、通院医療費は小学4年生~6年生までの子どもを対象に、医療費窓口負担3割のうち1割を県が助成するようになりました。

基礎自治体の努力でさらに拡充

県制度をベースに、助成対象者を広げるなど単独制度を上乗せで実施する自治体が増え、「中学校卒業まで入院医療費無料」は、全29市12町のうち20市6町に広がりました。
尼崎市でも、2012年7月から県の助成制度に上乗せをして、入院は「中学校卒業まで無料」になりました。
通院は、無料は0歳~就学前までに拡充、就学後~小学3年生まで1回800円・月2回まで、小学4年生~6年生までは2割負担になります。

中学校卒業までの無料化を尼崎市でも・・・

さらに西宮市をはじめ、小野市、たつの市、相生市、赤穂市、福崎町の5市1町が入院・通院とも中学校卒業まで無料にしています。
日本共産党議員団は、子育て世帯の経済的負担の軽減を訴え、とりわけこどもの医療については、費用の心配なく安心して受診できるようにすべきと考えます。
中学校卒業までの無料化を目指します。

「子育てするなら尼崎」をめざして

西宮市では、中学校給食は50年前から実施しています。
西宮市の教師に聞くと、「西宮は中学校でも給食があるから」と転入してくる保護者が多くいるということです。西宮市では、中学校卒業までの医療費の無料化も阪神間でいち早く実施しています。
西宮市は阪神大震災から人口が10万人増えていますがその背景には、子育て支援の充実があると考えられます。
相生市では、「子育て応援都市宣言」をし、幼稚園から中学校まで学校給食費の無料、子どもの医療費の無料化、保育料の軽減事業等「あいおいが暮らしやすい、11の鍵」をすすめています。
子育て支援を「まちづくり」の中心においています。
子育て世代の市外への流出が目立っている尼崎市にとって、若い世代の定着めざす「子育て支援策」は待ったなしの課題です。

市政に対するご意見・ご要望は日本共産党市議会議員団に

団長 松村ヤス子
健康福祉常任委員
鉄道施設整備促進特別委員
住環境整備審議会委員

幹事長 早川すすむ
議会運営委員
総務消防常任委員会副委員長
社会福祉事業団理事

政策委員長 広瀬さなえ
建設企業常任委員
都市計画審議会委員
社保審障害者福祉等専門委員

田村いくお
監査委員
文教常任委員
議会のあり方検討委会副委員長

辻おさむ
経済環境市民常任委員
総合計画等特別委員
国民健康保険運営協議会委員

義村たまみ
健康福祉常任委員
鉄道施設整備促進特別委員
地域保健問題審議会委員

まさき一子
経済環境市民常任委員
総合計画等特別委員
社保審児童専門分科員