2012年3月議会予算委員会 田村征雄議員:県道園田西武庫線事業 根拠不明の予算案妥当性判断できず

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.130 (2011.5.15.)

2012年3月議会予算委員会 田村征雄議員

県道園田西武庫線事業 根拠不明の予算案 妥当性判断できず

県道園田西武庫線事業については、3月3日に県土地開発公社が三菱電機と用地買収、移転補償等の契約を締結しており、御園工区として総額174億円の事業の本格実施の予算が計上されました。

この事業費の内訳について、議会には大まかな事業費しか示されていません。

田村征雄議員は「なぜ何十棟もの移転のための巨額の補償費が必要なのか、本来、原因者の三菱が負担すべき土壌汚染対策についてなぜ公費負担の減価方式になったのか、予算の根拠を判断するのに必要な資料を提出するべきではないか」と質問しました。

当局は「公にすることにより当該法人の権利、その他正当な利益を害する恐れがあることなど情報公開条例に基づき公開することはできない」と答弁しました。

田村議員は「予算に関する資料の提出義務があるのに提出しないため、議会として予算の妥当性を判断できない」と指摘しました。