日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.130 (2011.5.15.)
2012年3月議会予算委員会 田村征雄議員
防潮堤の高さ強度の見直しを
3月17日の予算委員会において、田村征雄議員は「東北・関東方面を襲った大地震と大津波により、甚大な被害が発生したが、これは、南海・東南海地震等に対する想定震度や津波対策など本市の防災対策の見直しを迫るものだ」と指摘しました。
その上で「整備されて56年経過した防潮堤は、コンクリートが劣化する時期となるが、強度、高さの検討や対策の強化などについて、管理者である兵庫県などと協議していくことが必要と考えるがどうか」と質問しました。
当局から「平成17年度からの調査及び診断の結果では、南海地震に伴い想定される津波に対して安全性が確保されているとの報告を受けているものの、今回の地震に伴う津波は当初の想定をはるかに超える規模であったことから、今後、海岸管理者である兵庫県に対し、安全性の確保に関して協議をしてまいりたい」と答弁がありました。
田村議員は、しっかり検証し必要な対策をとるよう求めました。