昔話の女性主人公は江戸末期から「見えなくなった」【しんぶん赤旗日曜版より】

しんぶん赤旗日曜版4月16日号の一面には

全国を励ます躍進をとげた高知県議選をとりあげています。

41都道府県で22議席減、17政令指定都市で22議席減となった共産党議席。

その中で現有5から6議席に前進、議席占有率も過去最高。

第一次産業をきちんとする、食料自給が一番の安全保障と地区区長さんの話。

その高知つながりで偶然でしょうが、3面に高知育ちの作家

中脇初枝さんの記事が

興味深いです。

「見えなくなった」は目ではなく、お話の世界で、日本では江戸末期から以降、女性が主人公の話がほとんどなくなってしまったことです。

その傾向は今も続いています。

日本でよく知られた昔話では、若さ美しさと並んで我慢強さ、勤勉さ、まじめさが尊ばれます。これは現代でも女性は特に美徳として求められがち。

と語る中脇さん。

歴史を振り返り知ることは、大事なこと。

これからまた昔と同じような「岩」や「瀬」のような危険な局面になったときに何ができるかを考える手助けになる、と語ります。

記事のサブタイトルが「江戸末期には男性主人公ばかりに偏ったまま現代に続いている日本」

昔話を切り口にジェンダー平等についても語り合えそうですね。

 

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