今年で61年目を迎える「核兵器廃絶を求める国民平和行進」が
7月8日に尼崎に入りました。
この行進は5月6日東京を出発し、8月に原水爆禁止世界大会が開かれる広島、
長崎に向けて行進しています。
コロナ禍で大変、苦労がありましたが、宣伝車をメインにするなど感染対策をと
り、尼崎では阪急塚口駅前とJR立花駅前でのスタンディング、市役所隣の橘公園
で集会し、その後JR立花駅まで歩いて行進しました。
日本共産党尼崎市議団も参加しました。
2021年は、人類史上はじめて核兵器が違法化された歴史的な年の平和行進になります。
条約発効の喜びとともに、日本政府に被爆国としての役割を果たさせること、
禁止条約に署名・批准する政治を実現させるために、
平和行進が築いてきた自治体と市民との共同を広げ、核保有国の反核平和団体と連
帯し、日本から世界へメッセージを発信することは重要です。
集会では尼崎原爆被害者の会の山家会長が、昨年12月に同会が尼崎市議会に提出
した「国に核兵器禁止条約の批准を求める請願」が採択されたことを紹介し
「この条約を日本政府に批准を迫ろう」と訴えました。
ずっと通して歩いている行進者が紹介され、
市内の保育園児が折った折り鶴が託されました。