送迎バス置き去りは「バス問題」じゃない!保育士たりない 【しんぶん赤旗日曜版より】

保育施設の「送迎バス」の置き去り問題。社会問題になっています。

しかしそれは「バス問題」ではないんです!

バスの安全装置の義務づけ、費用の一部負担(義務づけなのになんで一部?!)など政府は打ち出していますが、そもそも「現場の努力だけでは限界!」「国の緊急政策をやるには職員が絶対的に不足している」と現場の声。

保育学研究者・保育問題アナリストの村山祐一さんは言います。

「保育園の送迎は親と保育士が子どもの様子を伝えあうことにある。その中で子どもの変化や成長を見守る。」「その視点が抜けている」

そして「日常保育」の保育士数にも言及しています。

保育現場は一人の保育士が同時に複数のことを行う「ながら保育」になっています。それが重なると事故が起きます。

保育施設での重大事故は、保育の公的責任を後退させた「子ども子育て支援新制度(2015)」導入から4倍に増えています。

幼稚園と比較した事故発生率は保育園が約9倍、幼保連携型認定こども園が約13倍!!共通しているのは、保育時間の長さと保育士の処遇の悪さです。

保育士一人あたり何人の子どもを見るか、の国の配置基準は低すぎます。

しんぶん赤旗日曜版11月13日号では18,19面に大きく特集記事を載せています。

未来を担う子どもたちの命と成長、発達を守る大切なことです。

「子どもたちにもう一人保育士を!」

大きな声にしていかなければ…

 

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