とても魅力的な方です。
1958年生まれの演出家、宮本亜門さん。
しんぶん赤旗日曜版6月29日号に登場です。
30年ぶりにメガホンをとった北陸能登復興支援映画「生きがいIKIGAI」の企画監督脚本を務めました。
ボランティアに行ったときに言われた「あなたはこの状況を広めてほしい」と現地の方に言われ、できない…と断ったものの、豪雨被害にも見舞われた現地を思い、なんとか実現できないかと奔走されたそうです。
石川県出身の鹿賀丈史さんの協力を経て28分の短編映画を作成。
「まだ頑張らんとならんがか」とつぶやくせりふは現地の方の言葉です。
極限で頑張ろうとしてももう頑張れない状況もある。
その中で頑張れと言われるのはつらい。笑顔の奥にある思いに寄り添うものを作りたかった、と語ります。
命ある限り、あきらめないでほしい。小さな光を信じて心がおれないでほしい、と語る宮本亜門さんの映画。
関西での上映館はまだ残念ながらありませんが、ぜひ拝見したいものです。