太郎: 「ねえ、お父さん、日本って戦争しないって決めてるのに、自衛隊があるのはどうして?」
共産父さん: 「いい質問だね。日本の憲法では戦争をしちゃダメって書いてある。でも長い間、『自衛隊がないと、日本は危ない』って考えている人もいるんだ。」
太郎: 「戦争しないって決めてるのに変だ。じゃあ、自衛隊をなくしたらいいんじゃない?」
共産父さん: 「うーん、それが簡単じゃないんだ。急に全部なくすのは難しいから、少しずつ減らしていこうって考え方があるんだよ。」
太郎: 「ふーん。でも、二郎くんが、日本が自衛隊をなくしたら他の国に攻められちゃうってのも、言ってた。」
共産父さん: 「それを防ぐために、日本はアジアの国々と仲良くして、話し合いで平和を守ることが大事なんだよ。例えばASEANっていう東南アジアの国の集まりでは、国同士で1年間に1,000回以上も話し合いをしているんだ。」
太郎: 「そんなにいっぱい話すの!?なんでそんなことするの?」
共産父さん: 「それくらい真剣にやれば、話し合いだけで平和を守ることができるからね。1、2回話しただけじゃダメだけど、何十年も努力すれば、ちゃんと理解し合えるんだ。」
太郎: 「でも、話を聞いてくれない国もあるんじゃない?」
共産父さん: 「確かに、最初はうまくいかないかもしれない。でも、何度も何度も話し合いを続けていくことで、少しずつ信頼をつくっていけるんだよ。そうすれば、日本も自衛隊に頼らなくても平和に暮らせるようになるんだ。」
太郎: 「そっか!じゃあ、まずちゃんと話し合いを続けることが大事なんだね!」
共産父さん: 「その通り!正しい方向に、一歩ずつ進んでいけば、未来の平和は必ずつくれるんだよ。ASEANではそれができてる。」
太郎: 「そうか。じゃ、お父さん、自衛隊って災害の時にすごく活躍してるよね。洪水とか地震の時、助けに行ってくれてるのをニュースで見たよ。」
共産父さん: 「そうだね。自衛隊は災害救助や支援活動ですごく重要な役割を果たしているんだ。だから、自衛隊のそういう力は残していかないといけないね。それに、最低限の自分の国を守る防衛力は必要だっていうのは共産父さんも思ってるよ。」
太郎: 「でも、戦争になったら、自衛隊の人たちも戦わなきゃいけないの?」
共産父さん: 「それが問題なんだよ。もし戦争になったら、自衛隊の人たちの命も危険にさらされてしまう。だからこそ、日本の憲法9条をしっかり守って、戦争をしないように努力することが大事なんだ。」
太郎: 「戦争で命を落とすのはいやだよ…。じゃあ、自衛隊はどうしたらいいの?」
共産父さん: 「自衛隊の災害救助や人を助ける役割はすごく大切だから、それは続けていくべきなんだ。でも、戦争で戦うための軍隊にならないようにするために、日本が国際的に平和を守る努力をしていくことが必要だね。」
太郎: 「なるほど。じゃあ、日本がもっといろんな国と話し合って、戦争をしないようにすればいいんだね。」
共産父さん: 「その通り!日本が先頭に立って平和を守る努力をしていけば、自衛隊の人たちが戦争で命を落とすことなく、安心して人々を助ける仕事に集中できるようになるんだ。そのためには憲法9条は国民のいのち、自衛隊員のいのちも守る大切なものだってわかるね。」
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