八潮市の道路陥没の事故。
事態はどんどん困難になってしまっています。
取り残されて下水に埋まっている運転手さんが不憫で仕方がありません。
地下10メートルに埋没していた下水道管が老朽化で破裂、
それにより地下の地面が削られて結果、道路が陥没したようですが、
全国では規模の大小はあれど年間1万件を超えて事故は発生しています。
八潮市の下水道管は分流方式(汚水と雨水は別の管で排水)、
尼崎市の下水道管は合流方式(汚水と雨水は同じ管で流れる)で違いがあり、
合流方式は雨水で老朽化の原因となる物質が薄まるため、老朽化スピードは「遅い」とされていますが、放流水に含まれる汚水の問題などもあり改善に取り組んでいます。
尼崎市の下水管の検証はどうしているのか、観測はできるのか、
合流方式による損傷の度合いはどれだけ分流方式とは違うのか?など疑問点があります。
また、共産党議員団としては、ずっと「住民サービスを安易に民間にゆだねるべきではない」としてきましたが、PPP/PFI方式は進み、民営化も進み、
上下水道の維持管理に関わる人員はどんどん減ってきています。
今回、公営企業局への問い合わせで人員の削減は大幅なものになっていることがわかりました。
このような事故が尼崎で発生したときにどう対応できるのか。
下水道問題は次回の議会、代表質問でとりあげたいと考えています。