2012年3月議会予算委員会 辻おさむ議員:平和施策に逆行する原爆被害者の会への補助打ち切るな

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.130 (2011.5.15.)

2012年3月議会予算委員会 辻おさむ議員

平和施策に逆行する原爆被害者の会への補助打ち切るな

辻おさむ議員は、原爆被害者の会への補助金廃止問題をとりあげました。

尼崎原爆被害者の会の方たちは、66年前に広島・長崎で被爆し、病気の方も多く、平均年齢77歳という高齢化で会の運営も困難をきたしています。

ところが尼崎市は、行革推進プランにもとづき「団体補助金を見直す」として、尼崎原爆被害者の会への年額7万円の補助金打ち切りを提案。その代わりに「チャレンジあまがさき事業」への応募を原爆被害者の会に薦めていました。

辻議員は、「平和市長会議へ加盟する一方で、補助金廃止はおかしい」「会員は高齢化しており、他都市でも補助を続けている」「チャレンジあまがさき事業は協働推進を目的に、自立を促すもので、被害者の会の活動とは合わない」と、補助打ち切りの再考をもとめました。

市当局は、「本市の平和事業の中で考えていく余地がある」と答弁しましたが、あくまで補助金打ち切りの態度は変えませんでした。