尼崎は地盤が低く、昔から水による災害が多くある地域です。
台風も近づいてきていますが、ご自宅の周辺や勤務地、学校などの地域のリスクを把握しておきましょう。
●高潮ハザードマップは、台風の影響で海水面が上昇したときに、想定される浸水範囲と浸水深等を示したものです。
2018年の台風のときも過去最高の高潮になって、
大阪湾や神戸港のコンテナが流出したり、芦屋の海岸部で浸水したりという被害がありました。
尼崎では「堤防が壊れた場合」と「壊れなかった場合」を想定した
ハザードマップが作成されています。
堤防が破堤した場合
20240621_takasio.jpg (3017×4233) (city.amagasaki.hyogo.jp)
壊れなかった場合
20240621_takasiohatei.jpg (3017×4233) (city.amagasaki.hyogo.jp)
●尼崎には藻川、猪名川、武庫川という一級河川に挟まれています。
河川の氾濫、洪水、越水の注意もおおいに必要です。
武庫川 洪水ハザードマップはこちら!
20240621_mukogawa.jpg (3379×4740) (city.amagasaki.hyogo.jp)
藻川 猪名川 洪水ハザードマップはこちら!
20240621_inagawamogawa.jpg (3379×4740) (city.amagasaki.hyogo.jp)
●尼崎は海抜より低い地域が多く、ポンプで水を海面に放出して浸水被害を防いでいますが、堤防から水が溢れなくても、河川へ排水する川や下水路の排水能力の不足などが原因で、降った雨を排水処理できなくて引き起こされる氾濫(内水被害)のリスクも大きい地域です。
内水氾濫が起きるとトイレや流し台、お風呂の排水溝などからも水が逆流して上がってきます。
内水ハザードマップ
20240621_naisui.jpg (3620×5079) (city.amagasaki.hyogo.jp)
重ねるハザードマップ(国土交通省)
災害リスク情報や防災に役立つ情報を、全国どこでも重ねて閲覧できるWeb地図サイトです。
ハザードマップについては、地図情報だけでは視覚障害者には伝わらないといった課題がありましたが、国土交通省の「重ねるハザードマップ」が改良され、知りたい地点の自然災害の危険性等を文書で表示する機能が追加されましたので、ぜひご活用ください。
1.外部リンクをクリックすると、「尼崎市を中心としたハザードマップ」が表示されます。
2.地図上をクリックするほか、住所入力や現在地検索するだけで、その地点の自然災害の危険性が自動的に文書で表示されます。
3.目の不自由な方でも、音声読み上げソフトを利用することで、自宅等の災害リスクを知ることができます。重ねるハザードマップ (gsi.go.jp)
●尼崎防災ブックを活用してください!
「尼崎市防災ブック」には、災害時の避難の方法やタイミング、情報の取得手段といった避難行動に必要な情報を掲載しています。
地域やご家庭で!防災意識を高めるためににも活用しましょう。
【主な掲載内容】
・地震、津波、洪水等からの避難方法
・尼崎市、気象庁等から発令、発表される避難に係る情報
・災害時の情報の入手方法
・家庭でできる備蓄
・避難の合図等の記入式のマイタイムライン
・災害時の緊急連絡先
尼崎市防災ブック(日本語版)|尼崎市公式ホームページ (city.amagasaki.hyogo.jp)
尼崎市では緊急情報をホームページで発表しています。
緊急情報|尼崎市公式ホームページ (city.amagasaki.hyogo.jp)
台風第10号に関する情報|尼崎市公式ホームページ (city.amagasaki.hyogo.jp)
※昨今、情報がインターネット発信ばかりになっていますが、
インターネットにつながる環境がない方、使えない方が身近にいる、
紙のハザードマップが欲しい、そんな方が近くにおられませんか?
市会議員にご連絡ください
松沢ちづる 090-8142-5272 川崎としみ 080-1458-9931
まさき一子 090-9099-4048 山本なおひろ 090-4265-8862