兵庫県がメタンガス爆発などの危険がある大阪・関西万博に県内小中高校生、
最大56万人を無料招待すると発表しました。
夢洲は廃棄物の最終処分場所。たえず有毒ガスや可燃性ガスが発生していて、
地中から発生するメタンガスを79本ものガス抜き管で放出しないといけないような場所。3月にはメタンガスによる爆発事故も起こりました。
夢洲は人工島=軟弱地盤です。災害に弱く、なんらかの災害の際、避難ルートが充分に確保できません。
尼崎市と教育委員会に、こうした危険な現状と問題点を踏まえ、子どもたちの命と安全第一という立場を堅持し、万博への子どもの無料招待は実施しないことを5月16日に申し入れました。
要望書↓
身を乗り出して説明する松澤議員
「もし災害が起こったときに避難する経路も乏しく、台風、地震津波等の逃げ場もありません。」
万博予定地のメタンガス事故の協会提供の写真は天井の破損が写っていません。
しんぶん赤旗の独自取材で明らかになったのは「地下から1階天井まで」の重大な事故!!そして通報まで4時間も経過していたそうです。
メタンガスの量も当初1トンといっていたのに1.5トンになっていて、
ガス抜き管もまた増えています。
2024.5.16付 しんぶん赤旗3面より
教育委員会は「万博は新しいことを勉強できるメリットもあるが、まずは安全第一を考えたい。どの学校行事も下見をし、避難経路や救急搬送にかかる経路や時間、トイレの数まで見て判断している。安全第一が原則。」と「安全第一」を何度も繰り返していました。
安全第一!という判断の基準。しっかり持って検討していただきたいですね。
しんぶん赤旗の記者が取材に来ていました。しんぶん赤旗、明日のるかな?