広島で核に固執する宣言(怒)【しんぶん赤旗日曜版より】

しんぶん赤旗日曜版5月28日号4.5面で

G7をめぐる被爆者たちの怒りを取り上げています。

被爆地広島で核を肯定するような岸田首相。

核兵器は「侵略を抑止し、戦争と威圧を防止」すると「核抑止力」を全面的に正当化した「広島ビジョン」を「歴史的文書」と自賛しました。

日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の事務局長 木戸季市さんは「願いは裏切られ、核抑止論に立った議論、戦争をあおるような会議になり、大変怒りを覚えている」(要旨)と語りました。

広島県原爆被害者団体協議会理事長 佐久間邦彦さんは、

「被爆者の思いは全く受け入れられませんでした。あろうことか被爆地広島から核抑止力を肯定するような宣言を出したことは到底納得できません。」

核兵器は悪魔の兵器であり廃絶しかないと言い続けてきました。どこの国の核はダメだがこっちの国の核は侵略を抑止するから正しいなんてことはない、と佐久間さん。

 そして、カナダ在住の広島の被爆者サーロー節子さんは記者会見で、

「大変な失敗だった。多くの被爆者も同様に考えていると思う」と語りました。国連で多くの人が努力して作った核兵器禁止条約にサミット発表文書が全く触れないは「怒りというよりビックリ仰天だ」と。ロシアや中国は悪いというが、核兵器を最初につくった米国など自分たちのことは言わない、一面的でわたしたちをごまかす文書だと批判しています。

大手マスコミはそういうことにはまったく触れず、

岸田首相がリーダーシップをとったと礼賛し、支持率が上がったと報道しています。物事の本質をみず、政権に忖度する大手メディアには、核廃絶を語る資格があるのでしょうか。

経済界から一切の献金、広告をもらわない新聞、赤旗。

だからこそ事実が書けます。日曜版にはぎゅっと凝縮された記事がいっぱいです。

ぜひお手にとってお読みいただければと思います。

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