市立幼稚園問題9園廃止案から5園廃止・4園暫定存続の見直し案に

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.141 (2012.7.22.)

 昨年5月に、9園を廃止するとした「市立幼稚園教育振興プログラム素案」が発表されたことに対し、7園の保護者等から存続を求める陳情が提出されました。また、文教委員会は「保護者、市民の意見を聞き素案を見直すこと」とした意見をまとめました。

 その後、教育委員会は今年6月に「素案の見直し案」を発表しました。見直し案は「統廃合計画」と明記しています。

 博愛、梅園、富松、武庫南、武庫庄の5園は廃止。大庄、立花束、武庫北、園和の4園は暫定存続としています。この4園は近隣の市立幼稚園と合わせた定数を決めて置き、応募数が2年続けてその定数を下まわったら、次の年度から募集停止するとしています。

 市教委は、すでに保護者向け等説明会を開いていますが、すでに保護者たちから「見直し案には問題がある」との意見が出ており、保護者の理解が得られるのかどうかが注目されます。