早く正確な情報開示と検査の拡充を!市長に緊急申し入れをしました

 

市内での新たな新型コロナウイルス要請患者さんが増加しています。

日本共産党市議団は、感染拡大を抑え市民の安心、くらしといのちを守るために2020年8月3日市長に緊急要望をしました。

 また現時点での市直営診療所の状況や保健所・相談センター、衛生研究所の実情についても情報提供を求めました。

副市長が対応し、「市長に申し伝える」「各所の実情については後日報告する」と応えました。

 副市長は、他市と比べて自前の検査機関を持っている分、検査結果が早く出せて、当事者へのプライバシー保護に配慮した対応ができていると思う、と言いますが、そうでしょうか。。。。市民の思いとは乖離があります。

もっと早くて正確な情報開示と検査対象の拡充が必要だと改めて感じました。

                                      松沢ちづる議員「ちづる通信」より

 

8月3日 市長要望の内容は以下の通りです。

第3次 新型コロナウイルス感染対策 緊急申し入れ

新型コロナ感染者数が全国では連日最多を更新し、市内においても7月24日から30日までの1週間で43人と前週より31人増加、新たな陽性患者が7月31日は5人、8月1日は8人、そして2日は13人と1日としては最も多くなっています。(一部省略)

つきましては市民のいのちと健康、くらしと生業を守るために以下の事を緊急に申し入れます。

1、感染震源地(エピセンター)を明確にし、その地域の住民・事業所の在勤者全体に対してPCR検査を実施すること

2、医療機関、介護施設、保育園、幼稚園、学校など、集団感染によるリスクが高い施設で勤務する職員、出入り業者への定期的なPCR検査を行うこと。必要に応じて施設利用者全体を対象にした検査を行うこと。

3、検査によって明らかになった陽性者を隔離・保護・治療する体制を作り上げ、また軽症・無症状の感染者を保護・隔離するため、県と協力し宿泊施設を確保すること。

4、検査の結果、陽性者が発見された場合の事業所・施設への休業・閉鎖に伴う補償を一体で行うこと。

5、感染者や感染が疑われる市民の搬送は市が責任をもって行うこと。

6、プライバシーに配慮しながら、地域ごとの感染状態がどうなっているのかの情報を市民に開示し、安心して暮らしていけるようにすること。