2012年6月議会一般質問 田村征雄:公共施設の最適化問題 障害者・高齢者等のサービス窓口が遠くなる

日本共産党尼崎市会議員団ニュースNo.141 (2012.7.22.)

6月議会一般質問 田村征雄議員

現在6カ所の支所で、地域保健担当は、母子手帳の交付、乳幼児健診、予防注射、精神障害者支援、妊婦等の健康講座、健康増進の家庭訪問等を行っています。

また地域福祉担当は、高齢者市バス特別乗車証の手続き、介護保険の認定・更新の受付け、福祉医療の受付、障害者手帳の更新、児童・高齢者虐待の相談等を行っています。

ところが「公共施設の最適化の素案(たたき台)」では、6支所の地域保健、地域福祉の窓口をすべて無くすとしています。

かわりに、本庁舎の南側駐車場と阪急塚口駅付近の2か所に「保健福祉センター」(新設)を設置するとしています。また、支所等の5か所の証明コーナーも廃止の予定です。

田村征雄議員は「移動困難者、弱い立場の方々の窓口が遠くなり、生活にも影響するのではないか」と質問。当局は「障害者、高齢者等にとっては、利便性の面で影響が出る。事務手続きの窓口として、社会福祉協議会などに協力をもとめていきたい」と答弁しました。

田村議員は住民にきちんと説明し、意見を聞くよう求めました。