尼崎社保協が生活保護問題の緊急学習会を開く

社保協学習会2  社保協学習会1

 8月から生活保護費削減が始まりました。削減中止を求める運動を強めようと、尼崎社会保障推進協議会は17日、生活保護問題緊急学習会を8月17日(土)午後、旧尼崎労働福祉会館で開き、58人が参加しました。尼崎生活と健康を守る会の早川進事務局長代行が、「生活保護バッシングが強められるなか、この生活保護費が3年かけて、7.3%切り下げられ、特に子育て世帯の減額が大きい事を強調。「国は切り下げ理由を物価が下がっていると言っているが、下がっているのは生活保護者には関係ないパソコン、冷蔵庫などの電化製品で、逆に電気代や生活必需品は上がっている。これでは削減の理由にはならない。みんなで審査請求を行って、保護費引き下げをやめさせよう」と報告をしました。

 参加者から「審査請求はどのようしたらよいのか」などと質問が相次ぎました。

 尼崎社保協ではこの学習会の案内ビラを、8月分の保護費が支給される8月2日(金)朝、市役所前でビラ配布して宣伝を行ってきました。

 この学習会には日本共産党の松村ヤス子・真崎一子・徳田稔・川崎敏美・松澤千鶴市議が参加しました。

(8月21日付「しんぶん赤旗」)