社会主義者市長誕生 NY市民が託す変革への期待 市議と若いママの会話

市議 「まあ、トモちゃんじゃないの。大きくなったわねぇ…赤ちゃんも元気そうで何より!」

ママ 「こんにちは~お久しぶりです。公園でお会いするなんて、びっくりしました。」

市議 「ほんと偶然ね。ところで、ニューヨークの市長選、見た?ゾーラン・マムダニさんが勝ったのよ。」

ママ「ニュースで少し見ました。ウガンダ生まれでインド系のイスラム教徒の方ですよね?民主的社会主義者っていうのも気になってて…」

市議 「そうそう。34歳の州議会議員で、生活に苦しむ労働者階級の声をしっかり拾って、市民の力で勝ったの。9万人のボランティアが動いて、200万戸以上の家を訪問したっていうから、すごい草の根の力よ。」

ママ 「それって、まさに市民が政治を動かしたってことですよね。家賃の値上げ凍結とか、無料バス、保育の無償化、市営スーパーの設置…どれも生活に直結してる。」

市議 「ええ。しかも財源は富裕層や大企業への課税強化でまかなうっていう、筋の通った提案なのよ。『政府の仕事は、私たちの生活を良くすること』っていうスローガンも、心に響くわよね。」

ママ「ほんと…。子育て世代としても、保育や生活支援が整ってる社会って安心できますよね。」

市議 「それにね、マムダニさんはガザの惨状を『ジェノサイド』と呼んで、即時停戦とパレスチナとの連帯を訴え続けたの。差別や排除に反対する姿勢も一貫していて、国際的な正義を求める姿勢が鮮明だったわ。」

ママ 「そんなに踏み込んだ発言をしてたんですね…。それって、かなり勇気がいることじゃないですか?」

市議 「そうなのよ。トランプ大統領には『狂った共産主義者』なんて言われて、補助金を削ると脅されたけど、逆に市民の支持が広がったの。分断じゃなくて、連帯と希望で街を再生しようっていうメッセージが、みんなの心に届いたのね。」

ママ「なんだか、希望が持てますね。政治って遠いものだと思ってたけど、生活に根ざした声が届くなら、私たちにもできることがあるのかも。」

市議 「そうよ。あなたみたいにしっかりした若い世代が、子どもたちの未来のために関心を持ってくれるのが何より嬉しいわ。マムダニさんの勝利は、そんな市民の力の象徴なの。」

11月6日付 しんぶん赤旗「主張」欄より作成