元自民県議(知事公室長)も怒る「政府がだまし討ち」平和で豊かな沖縄へ 普天間基地の返還デニー知事でこそ

23日付 しんぶん赤旗日曜版の4面で、
自民党などが推した稲峯恵一知事(1998~06年)のもとで知事公室長として普天間問題を担当し、自民党県議も務めた親川盛一さんが語っています。

知事公室長として、普天間基地の移設先を選定する実務を担いました。
最初から辺野古を本命にしたわけではなく、白紙からの検討でした。
撤去可能で軍民共用で将来県民の財産になるとしてギリギリのところで辺野古沖案に決めました。毎日、県民から「全国の米軍基地の7割超が沖縄にあるのにまだ作るのか」と抗議養成を一日10件以上受けました。
ところが国は沖縄県や名護市と合意していた辺野古沖合案を放棄し、現在の辺野古陸上部を含めた沿岸部にV字型の2本の滑走路をつくることを閣議決定しました。
軍民共用も、使用期限も、反故(ほご)にしたのです。

30年間、辺野古の代替施設を建設すれば普天間は返還されると政府から説明されてきました。ところが今年、「長い滑走路が確保されなければ普天間基地は返還されない」という米国防総省の方針が明らかに!
そんな説明は聞いたことがありませんでした。「だまし討ち」です。
「辺野古ができれば普天間を返還する」という前提で作業を進めてきたことをいまさらながら情けなく思います。

普天間の危険性をどうすればすぐ除去できるか。
デニー知事がいうように、辺野古とは別の道を探る本気の対話に政府は応じるべきです。
住民の福祉、暮らし、経済振興に沖縄県政が邁進するためには、足かせになっている普天間問題に終止符を打たなければなりません。
保守・革新を超え「腹八分、六分」」で団結する翁長知事が掲げたオール沖縄の考えのもとに、沖縄が一つになってデニー県政を支えていかなければなりません。子や孫たちに平和を確保するためにも知事はデニーさんじゃないといかんと思います。

親川 盛一さん(おやかわせいいちさん) 元自民党県議 元知事公室長