8月から保険証が使えなくなる!?
慌てなくても大丈夫ですよ
最近、テレビや新聞で
「8月から健康保険証が使えなくなります」
「マイナ保険証にしましょう!」
という話を毎日のように見かけます。
その影響でしょうか、市役所にはマイナンバーカードを作ろうという人がたくさん押しかけています。
でも、ちょっと待ってください。
マイナンバーカードを持っていない人は、本当に病院へ行けなくなるのでしょうか?
答えは「いいえ」です。
わたしは国民健康保険(国保)ですが、マイナンバーカードは持っていません。
それでも大丈夫です。
マイナ保険証を利用しない人には、「資格確認書」というものが自動的に交付されます。すでに、お家に郵送されていると思います。
この資格確認書を病院や薬局で見せれば、これまでの健康保険証とほぼ同じように受診できます。
つまり、
「マイナカードがないから病院にかかれない」
ということではありません。
では、会社勤めの人(社会保険)はどうでしょうか。
こちらも基本的には同じです。
マイナ保険証を使う人はマイナンバーカードで受診します。
一方、マイナンバーカードを持っていない人や、保険証として利用登録をしていない人には、加入している健康保険組合などから資格確認書が交付されます。
つまり、
国保でも社保でも、資格確認書があれば保険診療を受けられます。
そもそもマイナンバーカードそのものが任意ですし、
情報漏洩やトラブルの懸念も払しょくできたわけではありません。
全国保険医団体連合会(保団連)でもこれまで一貫して、
・情報漏えい・プライバシー保護への懸念
・カードリーダーやシステムの不具合による受付トラブル
・高齢者や認知症の方、障害のある方、介護施設入所者などがカードを管理しにくいこと
・カードの紛失や更新手続きの負担
・マイナカードを持たない人の受診権が損なわれないこと
などを理由に、マイナ保険証の一本化に反対や見直しを求める声明を出してきました。
また、実際に導入後は、
・「資格があるのに『資格なし』と表示される」
・通信障害で受付できない
・患者情報のひも付け誤り
・高齢者施設でカードの管理が難しい
といった事例も報告され、保団連などは実態調査を公表しています。
「持ちたくない」「まだ作るつもりはない」という人まで、慌てて市役所へ駆け込む必要はありません。
大切なのは、自分に合った方法を知ったうえで選ぶことです。
テレビなどでは「マイナ保険証にしないと大変」という印象を受ける報道もありますが、現在の制度では、資格確認書という仕組みがちゃんと用意されています。
ですから、どうか慌てず、落ち着いて判断してくださいね。